おはようございます。
NHKテレビフランス語講師の國枝孝弘さんが、フランスを代表する女流作家のジョルジュ・サンドの恋に対し、想いを寄せています。

恋愛における幸福とは何か。それは相手の今を共に生きることでしょう。
過去は本質的に流れ去るものであり、すべてを明らかにすることは絶対的に不可能です。
しかし愛する私たちは、過去も現在も未来も含めた相手のすべてが欲しいという、鎮まることのない欲望に苦しむ存在でもあるのではないでしょうか。

苦しみとは、愛している人間ならば誰もが体験する普遍的な感情、嫉妬のことではないでしょうか。
そして、嫉妬は愛する人の過去を思うとき深い苦しみの源となります。
結局、嫉妬は絶望的な苦しみなのです。


この、相手の今を共に生きること、に共感します。いろんな方のブログを拝見していると、教えられたり、感銘を受けたりすることがあります。とても気に入ったこと、コメントのやりとりをしたことなど、たまに印刷して残しています。それぞれ過去にもブログを書かれており、遡って読んでもいいのでしょうが、なかなか大変です。そこで、今を共に。それでいいじゃない。その積み重ねで生きていく。そんな気持ちです。