「知っていればとっくの昔に買ったのに」という優待株に今頃気づいたので、暴落を機に比較的安く手に入れることができました。

 

一つは4631DIC、もう一つは2359コアです。

 

全くうかつなことに、つい最近までDICは旧大日本インキが社名変更した会社であることに気づいておらず、さらにこのDICが佐倉市にあるDIC川村美術館の設置主体であることも知りませんでした。

 

原田マハの『いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画』(集英社新書)の、マーク・ロスコの「シーグラム壁画」の章でこの美術館のことを知ったのは少し前のことですが、上場企業のDICと頭の中でリンクしていませんでした。

 

それが何かの拍子に、DICの株主優待で美術館の入館券とカレンダーがもらえることを知り、激しく悶絶。買いたいけれどずいぶん上がっているな、どうしようかなとと思っていたところへ、天恵のチャンスが来たのでありがたく100株買いました。

 

佐倉は遠いので、そう頻繁に行けるわけではありませんが、カレンダーがもらえるのはいいですね。(カレンダーは9305ヤマタネのものもよいですよ。)

 

これを教訓に、改めて「株主優待、美術館チケット」で検索したところヒットしたのが2359コア(独立系のSIの会社)です。ここの優待は、200株で東京国立博物館友の会に入れることです。この友の会の内容が実に優れモノで、これまで東博には何度も行っていながら、友の会の存在を知りませんでした。

 

以下、東博のHPから友の会の紹介を引用します。

 

「四季折々の多彩な展示だけではなく、トーハクのいろいろな面を楽しみたいという方におすすめです。

国立博物館4館(東京・京都・奈良・九州)の総合文化展(平常展)が何度でも観覧できます。また、東京国立博物館の特別展にご本人だけでなくお友達やご家族をお誘いいただけるように、特別展無料観覧券3枚をご提供します。


京都・奈良・九州国立博物館の特別展を、割引料金(団体料金)で観覧いただけます(ただし、団体割引設定がある場合に限ります)。

さらに、ミュージアムシアター無料観覧券1枚のご提供や、レストラン、カフェ、ミュージアムショップの割引もございます。

(注)会員証及び特典の送付先は日本国内に限ります。
年会費 7,000円(税込) 1年間有効」

 

以上。

 

こんな重要なことを知らなかったなんて、やはり知らないというのはダメですね。景色の見え方がガラッと変わります。早く優待品来ないかな。また楽しみがひとつ増えました。

 

もちろん両社とも優待だけでなくそこそこ配当も出るし、業績も調子よさそうなことは確認しています。

 

今日は3167TOKAIホールディングスから優待品の水も到着し、これでウイスキーの半年分の割り水も補充できました。