7月は日経平均が41,000円、42,000円を次々と突破し、投信も全部上がって絶好調、こんなことがいつまでも続くはずがないと思っていたら、やっぱりドッカーン!!でしたね。改めて、売り難きを売ることがいかに大切か痛感しました。
個別株のポートフォリオについては、第1週が絶好調で7/4に年初来最高額となったものの、第4週は週間で-2,344千円となり、これではさすがに7月はマイナスかと覚悟したら、7/31の金利引き上げによる怒涛の銀行プラスのおかげで、年初来7か月連続の増加を達成できました。
相場には「勘定する奴は負ける」という格言があるとおり、日々の損益を勘定すると気持ちがそれにつられて余計なストレスを抱えることになります。とはいえ、私はここまで勝っても負けても日々の状況を記録することでここまで生き残れてきたし、相場の闘いは自分との闘いなので、過去の状況を俯瞰できるこのやり方は自分に合っていると思います。
7月は利益が乗ってきたオリックス、イオンフィナンシャル、東邦ガスを売却し、セブンアイ、すかいらーく、リンガーハットを買いました。
私のこれまでの勝率は85%ですが、商業・サービス系企業は94%と圧倒的に相性が良いため、そちらに注力しています。「国内での商売は人口減少が続くので総体的には先細り」と言われますが、人気がある企業に消費者は集中していくので、そういう企業を選べば特に心配はしていません。また、この3社には優待があるし、日常的に利用している企業なのにそこの優待を持っていないと、何かしら肩身が狭いような気がするので、安いところで買えてラッキーでした。
ちなみにすかいらーくでは、むさしの森珈琲をひいきにしています。ここ、いいですよ。
一方で、私は電気製品業界が苦手で、勝率も68%とダントツに低いので、最近はなるべく近寄らないようにしています。よって、半導体バブルには乗れませんでしたが、バブル崩壊とも関係ありませんでした。
もう一つの柱の投資信託は円高進行で一気にマイナスになり、全く冴えないこととなりました。もちろん、へこんだ時に売ることはないので、そのままじっと持っています。この状況を見ると、私には「資産形成はオルカン一本で大丈夫」とはとても言えません。長期的な上昇に不安はないですが、投信は最後に現金化するときが一番重要であり、必要だから換金しようと予定しているときに下落をくらうと、いたたまれないですね。
円も149円台となって、このままどんどん円高が進むことはないでしょうが、どう転んでもいいように、少しずつ対処していこうと思います。