日経平均がバブル後の最高値を更新していても、個別に見れば全く買われていない株もたくさんあります。

私が1月に成長投資枠で買ったのは次の4銘柄です。

 

7201 日産自動車

日経平均採用銘柄であるにもかかわらず、日経平均の上昇には全く寄与せず足を引っ張っています。PBR0.39倍、ミックス係数2.26という激安状態なのに、全く市場から相手にされていません。トヨタが転んでいる間に少しでも販売伸ばせないものかと期待し、四季報見出しの「再増額」(前号は「独自増額」)を信じて買い増ししました。

 

5832 ちゅうぎんフィナンシャルグループ

すでに8か月ほど保有しており、優待のカタログギフトをもらうべく500株まで買い増ししました。PBR0.35倍、ミックス係数4.42とこちらも評価は低いです。日銀のマイナス金利解除待ちですね。

 

6674 ジーエス・ユアサコーポレーション

私の個別株の一番のテーマは日本国内の電力確保です。現状では送電インフラの容量がいっぱいで、この先自然エネルギーで発電しても、それを捨てなければならない事態が懸念されており、そうならないためには系統蓄電池システムを導入するしかありません。蓄電池システムは複数の会社が出していますが、ウェブサイトに掲載されていた北海道北部風力送電株式会社向けに納入した世界最大規模の蓄電池設備のニュースリリースを読み、ここにしました。PBR0.7倍、ミックス係数7.47とこちらも評価は低いです。日経225採用銘柄。

 

9247 TREホールディングス

ホールディングスになる前はタケエイという名称でした。産業廃棄物処理業の会社です。1月の能登半島地震でも、復興するにはまず膨大ながれきを片付けなくてはいけません。処理のみならず、再資源化でも業績拡大が見込めそうです。こちらはPBR0.98倍、ミックス係数11.88と評価は普通です。