これも11/21付けの日経新聞(電子版)の見出しです。

 

変動の激しい半導体業界で第1工場すらまだ稼働していないのにどうなのかと思いますが、半導体関連の企業は株価が高く変動も激しいのでなかなか手が出せません。そこで、まずは9508九州電力を少し買い増ししました。

 

九州電力は原発が安定的に稼働しかつ太陽光も豊富なため電力料金が安いです。料金の引き上げをしなかったにもかかわらず、4~9月期の決算としては過去最高益となりました。その一方で、昼間の電気が余りすぎて需給バランスを崩すため「出力制御」を全国で真っ先に実施し、現在でもたびたび実施しています。

 

TSMC第1工場の稼働により見込まれる消費電力は年9億キロワット時と、熊本市の全世帯をほぼまかなえる規模と想定されています。第2工場は2027年度稼働予定なので、そうなるとさらに熊本市もう1つ分が上乗せされます。

 

また日経新聞の別記事では、九州電力の24年度大卒・院卒の新規採用内定者が220人と過去最高、九州電力送配電はTSMC向けの設備増強に6500億円を投資するそうです。

 

こうなれば九州電力の売り上げが増えていくことは間違いないでしょう。四季報の2025年3月予想が23年実績及び24年予想を下回っているのは、電気料金の引き下げ見込みということでしょうか。何か自分の知らない不透明な要因があるのかと思って調べましたがわかりませんでした。

 

来年には中間配当も復活するだろうし、今の買値の平均は900円くらいなので、5年で1.5倍くらいになってくれればよいかなと皮算用しています。