最近中国の方がはるかに政治が上手ですね。
まあ最近と言った話ではなく、中国が力を付けて以来と言うべきですが。

今回のAIIB加入見送りは様々な意見があります。
賛成、反対どちらも正しいと言えます。

まずは賛成意見から。
創始メンバーに入るということは、建前上とても大事
創始メンバーから順にインフラ受注のメリットを受けることが可能
中国主導ではあるが、新しいアジア経済圏の仲間入り

では、反対意見はどうかと言えば、
出資に対する見返りが非常に不明瞭
中国主導の中、インフラ受注はほとんどできないのではないか
中国と東南アジアを結ぶインフラを外資を使って建設し、実質メリットはほとんど中国が受ける
そもそも中国を信用できない。

賛成側の主張するメリットを享受できないから反対というのもありますが、概ね双方あってます。

今回、日本は創始メンバーには入らない選択をしました。
それは置いといて、入る入らないの判断基準をどこに置くべきだったのか?

先ずお金。
一説には入るために1000億円の初期投資が必要ともありました。
ヨーロッパ諸国も入っているので、中国が一人で利益を享受するというのは実質不可能です。
以前の中国なら何でもありでしたが、今は大国を自称しているわけで、おいそれと評判を落とすことはしません。
日本はお金だけ出して散々利用された経緯がありますので、このあたりにアレルギー反応を起こしたのかもしれません。
お金は大した問題ではないでしょう。

次に新しいアジア経済圏の構築
かつて第2次世界大戦前日本は大東亜共栄圏を作ろうとしていました。
今回中国が提唱しているのは同じことです。
前回とは時代はもとより、そもそもだれも反対していないということが全く違います。
これには少々不安定でも入っておくべきだったと思います。

最後にアメリカとの関係
現在の日本は安全保障上アメリカなくはやっていけません。
事実米軍がいなければもっと早い段階に沖縄をめぐって武力衝突になっていたはずです。
つまり日本の決定はすべてアメリカ次第となります。
今回おそらくアメリカが難色をしめしたか、もしくは無関心だったのではないでしょうか?
(アメリカと中国の関係はまた今度触れます。)

今回の日本の選択で最良だったのは、アメリカを説得して中国と手を組む事だったと思います。
安全保障とは全く別の経済圏の話に限定して、二枚舌を使うべきでした。
八方美人のコウモリ野郎に成り下がりますが、国の運営とはそもそも多少は汚いものです。

私自身は中国経済は破綻すると思っているので、今回参加するしないは正直どうでもいいと思ってますが。
中国の経済復興を通して新しい日中関係を再構築する機会はあると思います。
なかったらどうするの?と言われるでしょう。
だから、本当は今回入っておくべきだったということです。







会社の実名ブログで政治的な事に触れるのはどうかと思いこちらに投稿します。

さて、中国が猛反発している靖国神社ですが、安倍首相が言うとおり本来外国にどうこう言われる筋合いのない事です。

外交カードとして利用しているのもあるでしょうが、中国人には罪を許すという意識はほとんどありません。

罪を憎んで人を憎まずといったのは中国の孔子ではなかったか?

まあ、文句を言うのは勝手なのでいいのですが、では、日本側はなぜ参拝が問題ないかを説明したことがあるだろうか?

お互い全く違った認識を持っているものを理解し合わないまま言い争いをしている現状は、喧嘩にもなってません。

このままいけば、お互い誤解をしたまま険悪な関係が続くだけです。

永遠のお隣さんであり、しかも現在は強大な軍事力も持っている以上、関係はできるだけ改善すべきと思います。

たとえるなら、お隣さんがやくざで、今は仲が悪く、しょっちゅういちゃもんをつけてきてるとします。

引っ越しができなければ、嫌いは嫌いでも少しでも摩擦を減らす努力は必要でしょう。

同時にご近所さんとも話し合いが必要です。

同時に、中国人へ対して、今まで日本がやってきた貢献や経済効果を数字をつけて説明する必要はあるでしょう。

政府にじゃないですよ。

今回の中国政府はちょっと頭がおかしいので、まともに話はできません。

日本側マスコミに反日が多いのも問題です。

NHKも偏向報道するぐらいなので、国の広報局を独自に作ってNHKを解体すればどうだろう。

いろんな問題が絡まってるので、簡単じゃないですが、一つづつ改善していくしかありません。
実はデモの熾烈だった間中ずっと上海にいました。

私は中国語が比較的できるのと、どうも日本人に見えない顔をしているらしく、うろうろしても大丈夫でした。

さて、反日デモでにぎわっていた中国ですが、やくざの抗争に似てるなーと思ったわけです。

最近めきめき頭角を現してきた巨大なシマを持つ中華組と戦闘力はあるものの比較的仁義を重んじシマを守るだけの日本組の抗争です。

取り締まる法律は国際法としてあるものの、それを実行する警察である機関がない。

まあ、警察の目が届かない無法な世界と同じです。

中華組は血気盛んなチンピラを大量に抱えており、鉄砲玉にも困りません。そのうえ、カタギの者に平気で手をだし、組長もいちいち注意しません。

方や日本組は、戦闘力のあるのは幹部クラスのロートルばかり、若返りに失敗したうえ、カタギに手を出すをよしとせず、かたくなに防衛一方。

やくざの世界なら勝ち負けは正直明白ですな。

実際の世界では、負けはしませんが、決して勝てない相手です。

日中戦争でも苦しめられたのは結局一般市民が変化した民兵ゲリラなわけで、軍対軍の上、さらにゲリラとも戦わねばなりません。

中国から無知なチンピラが減るためには、教育が行き届く必要がありますが、全員がそこまで金持ちになるには地球資源が足りません。

じゃあ、やはり中国はずっと今のままの中国ということになります。

現中国政府が万が一反政府運動で倒れても同じく無知層の安定のために反日を利用するだろうから、永遠に同じです。

ではどうするか?

やくざの話にもどりますが、適当なところで手打ちが一番。

後は地道に一人でも多くの中国人に現実の日本を知ってもらうこと。

永遠のお隣さんはインテリもチンピラも要した大やくざ。

国は引っ越せないんだからしょうがないわな。