ツインカム カムテンショナー交換 カム交換 ハーレー 宮城 仙台 ウッドベル | woodbell motorcycleのブログ

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仙台市青葉区上愛子にあります(工場は宮城野区福田町)。国産とハーレーのカスタム、
部品とパーツ製作、車検、販売、塗装、ハーレーインジェクションチューニング、ハイパープロ 他 扱います。オークネット加盟店です、希望の予算で探します。バイク用ETC取り付け店です

こんにちは

バイク屋ウッドベルの鈴木です


このところ、インスタグラム経由でのブログ更新はしておりましたが、ブログの作成は久しぶりとなりました。


ハーレーも、いまや ミルウォーキー8が現行モデルです。時代は常に流れていますね。若いときは一年がゆっくりでしたが、年齢を重ねると 時が経つのも あっという間ですね。そう考えると ツインカムエンジンも 初期モデルだと23年経過してます。 そう考えますと、もう旧車と言ってもよいように思います。。

 ツインカムエンジンのなかでも ツインカム88は ある意味 時限爆弾のようなカムテンショナーの問題があります。

これは、ほおっておいて直ることはなく 走るほどにこの部分の部品は減りますので、心配ですよね。この部品、絶対に壊れるのかというと 答えはNOですが、ツインカム88のオーナーさんの皆さんが心配の要素であることは間違いありません。当店でも、この故障により修理などをさせていただいたことは 幾度かあります。

 そして、ツインカム88よりは 安心ですが ツインカム96でもカムテンショナーは「減ります」ので、点検と 適宜 テンショナー交換が必要となります。

いずれにしても 心配な方は、一度 点検だけでもされておいたほうがよいと思います。オーナー様自身が、自分のバイクの状態を知っておくのは大事な事と思います。

気になる方はご相談くださいませ🙇



最近は、ありがたいことに 週に1台のペースでツインカムのテンショナー交換をご依頼いただいております。

誠にありがとうございます🙇


 その際、結局、どうせカムを取り外すのだら このさい カムシャフトも交換したい! ってお客様は多くおられます!

そうですね!せっかくこの部分の整備するのですから ついでに カムを交換してしまうのも「手」であります。

カムにも沢山の種類があります。多くの方は バルブスプリング プッシュロッドなど 純正がそのまま使えるボルトインカムをチョイスされております。勿論、ご予算にもよりますが 一緒に油圧リフターなども交換されると良いにこしたことはありません(作業は一緒なため)。


作業にともないマフラーも外します。
しかし、スリップオン式マフラーの車両などは なかなかエキゾーストのナットを外す機会もないため 「錆びちゃってて外れません」ということがあります。

こんなとき、慎重に慎重に対策をして作業をしても 最悪の場合はボルトが折れてしまい 修理にエンジンシリンダーヘッドを外さなければ 直らないときもあります。(勿論、シリンダーヘッドを外さないで直る場合もあります)

こちらの車両、時間はかかりましたが きちんと外すことができました。ナット外して ダイスで修正して きれいになりました。

今回も、交換部品は
フューリングの油圧テンショナーキットを使用します


インナーカムベアリングは 専用の工具を使って交換です

そして、ピニオンシャフトは 振れは許容範囲かを確認します
専用工具をつかって確認します

↓のは フューリングのボルトインのカムです。カムの山が他の部分と隙間的余裕があるか 確認します。
場合によっては ケースを少し削ります。



↑そしてカムの作業が済みましたら キャブレターの部品交換をして 空燃費調整をし 完了となります。
誠にありがとうございます🙇
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↓こちらは、今週分のもう1台です。
 誠にありがとうございます
色々確認しながら作業を進めます