来週の火曜日と水曜日なんですが~PSB会で出張です。

場所は大阪なので、そんなに問題はないと思うんですが・・・

ちょうど台風が、近畿上陸のタイミング!

地方からのメンバーが大丈夫か気になるところです。

無事に開催できますように。

 

さて!

 

 

最近、修理でお預かりしたグラブのお話です。

40年以上前のグラブでしょうか?

初期のころの、ハタケヤマのラベルで~かなりレアなグラブですね。

当方の記憶で言いますと・・・

35年くらい前、修行からお店に戻って来て!

グラブの修理や縫いP加工等のメンテナンスで、”ハタケヤマ”さんにお世話になりました。

当時は、店頭で縫いP加工はおろか!グラブの縫い修理なんかをやっているお店は、かなり少なかったんです。

かといって、今のようにネットで情報を拾えるわけでもなく、、、

メーカーの講習会があるわけでもありませんので、自分で工場に足を運んで勉強するしか方法がなかったんですね(;^ω^)

当店は当時は、ハタケヤマさんに尋ねるしかなかったんです。

快く引き受けて頂き、今でも感謝しております。

 

思い出すのは、このラベルと同じマークの木の看板です。

長屋のような木造の建物の木の扉の上にぶら下がっていたのを、今でもはっきりに覚えています。

中に入ると~

縁側のようなスペースがあり、端の方でミットのアンパンを縫っているおじいさんがいました。

後から聞きましたが、、、”名人”と言われる方のようです。

縁側の上には、グラブの革で作ったスリッパを履いて上がります。

”おぉ~ よー来たなぁ~”と創業者が声を変えてくれました。

確か左端に大きな木の台があって、革包丁で裁断されていました。

その横には、ビニール袋に入った大量の型紙が!

少し見せてもらいましたが、なにがしか小さな文字で書きこんでありました。

プロ野球選手の細かな要望?そんな感じでした。

当時は、職人は5名位だったかな?

奥にはミシン場と飛ばれる数台のミシンのあるスペースがありました。

ちょうど、掛布さんからのご注文のグラブが仕上がったところで・・・見せてもらっらた記憶があります。

捕球面が広く、指の短いグラブで驚きました。

 

当時は、目に入ってくるものすべてが初めてで、、、新鮮でしたね。

 

思うとぉ~、今のようにデジタル時代はないからか~

すごく手作り感を、肌で感じたことを今でも覚えています。

自分自身の原点かな??

 

 

 

こちらがご依頼の修理です。

おいおいアップしていきます。

 

昨年亡くなられた、創業者の息子さん!”会長”がご存命だったら・・・

このグラブを見たら、喜ばれたのではないかと思います♪

 

 

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