当店のテンと下の今期2回目のツバメちゃんたちが、4羽とも亡くなりました。
暑さのためでしょうか?
自然界を生きるための厳しさをいつも感じる瞬間です。
残念です。
このところ~
また、サッカースパイク修理のご依頼が多いですね。
梅雨になると増えるのは、何かあるんでしょうか?
これからどんどん!
天然皮革製のサッカースパイクは減るかもしれませんね。
そうなりますと~
修理のできるスパイクも減少します。
自分自身が”レザーソムリエ”だからいうわけではありませんが・・・
やはりアッパーの破れもしくは剥がれの修理は、人工皮革製ですと仕上がりは良くないですね。
このところのスパイクは、軽さが故に~ソールが薄くビス打ちができないものも多いです。
そうなりますと、接着剤だけでは強度がね?
それと!
スパイクの構造上、アッパーが柔らかくぅ~ソールが異様に硬いものも存在します。
靴紐のないものもありますしね。
何が問題かと言いますと・・・
アッパーが靴下のような伸縮性のあるニットやフィットシャツのような素材?の場合、、、
ポイントのよく噛む人工芝のピッチですと、ソールに自由度が少ない分アッパーにかかる負担は大きいわけです。しかも人工芝ないの温度も高いですしね。
先にも言いましたが、ビスも打てませんし!!
剥がれは多くなりますよね。
それに~
靴紐のないスパイクは、修理用の木型が入らないものも多いです。
そうなりますと圧着の際の”ミクニ巻き”ができないので、圧着の精度はかなり下がります。
昨日も剥がれの件のお問い合わせで説明しましたが、、、
こういった背景があるからなんです。
すべてが修理に適するスパイクでは、なくなってきていますからねぇ~(@_@;)
ところで~
前にもありましたが、、、ソールだけ販売している所があるんですね?
我々からすると、木型とアッパー・中底・ソールは3点セットです。
アッパーはともかく、中底もなくスパイクのソールだけの販売というのは、、、ちょっと不思議です。
ボディービルダーの上半身に、一般人の下半身をつけても~
いろんなとことに支障がでるのと同じです。リスクが高いのでご理解ください。
諸先輩方や職人さんには、そう教わってきました。
過去20年?25年?続けてこられたのは、このベースがあるからです。
これはスパイクというよりも靴作りの基本なので、サッカースパイクとてここは変わらないと思っています。
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