昨年までが、こんな感じだったのか?記憶が定かではありませんが~
昨日の朝は配達が3件、今朝はマーク屋さんに行ってきました。
各クラブ活動がコロナから昨年までよりも、少しは盛んになってきたのか?
なんとなく少しだけ、昨年よりも忙しいような気がします。
修理事業の方は、明らかに件数が増えており・・・
今後の見通しが少しだけ光が差してきた?そんな気がしております。
さて~
久々にこちらのシリーズのお話です。
このところの連日の修理事業で、時折今もお客さんにお見せしているのが~
このサンプルです。
店内に普通に展示してあるものですが、、、おそらく過去のブログ記事にも~
登場したのでは?と思うものです。
平裏交換や指袋修理の説明に、日ごろはつかっており・・・
お客さんからすると、見ることのないグラブの内部を目にするのは新鮮なようです。
このサンプルを深堀しますと~
本当に”工房の歴史”の爪痕があるんですよ♪
”手漉き”
”手漉き”で平裏交換という修理をやってき人は、おそらくですがかなり少ないと思います。
いつもお話ししておりますが、修理用の革つまりあらかじめ既定の厚みに漉いてあるものは商品としてあるメーカーで手配できます。
自店で修理されている方のほとんどは、それを仕入れて裁断→縫製しています。
ですから、”漉き”という工程をたどることなく、修理をされている方がほとんどです。
しかしながら~
当方の場合は、そういった修理用の革を仕入れられるメーカーさんとは、、、
当時はご縁がなかったんです。
修理材料としてあるのは、、、残り革だけです。
もちろん、今工房内にいる革漉き機も存在しませんでしたので!
必然的に自分で残革を加工するしかなかったのが現実でした。
・・・かといって~
その方法やノウハウなんか教えてくれる人もいませんし、自分でいろいろ考えて試してみるしかなかったんです。
過去の記事でも書いた記憶があるんですが、5枚のパーツを手漉きするには、、、
3本の革包丁を合計3回研がないといけません。
それと、指先の微妙な力配分がかなり貴重です。
少しでも力が入りすぎると、刃が革に入りすぎまた一からという羽目になります。
それと~
こちらの縫製は、腕ミシンではなく八方ミシンです。
こちらも今よりも、3倍以上時間がかかっていたんですよ(;^ω^)
修理以外での革グッズも、手漉き+八方ミシンでしたからね~
今思うと、よくやってきたなぁ~と。。。
ここまでの手漉きは、今は相棒がいるのですることは少なくなりましたが!
これは自分の貴重な経験だと思っています。
経験値の違い?
そんなたいそうなものではありませんが、今があるのはそんな下地があることは事実です。
手縫いもそうですが、”原点”かもしれませんね。
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