(夏鈴side)
このまま、あなたを嫌いになれたらどんなに楽だろうと考える。
小「夏鈴ちゃん〜もう一軒行こ!!」
夏「もう、帰りましょうよ」
私には好きな人がいる。
その人は、私なんかに手が届くような人じゃない。
小「ねぇ〜かりんちゃん〜」
この私の隣で酔っている人物、
それこそが私の好きな人、小林由依さん
この人には、渡邉理佐さんという恋人がいる、
小「理佐ってば酷いんだよ〜」
夏「、、笑」
小「私のこと浮気してる〜とかいうの」
夏「、、そうなんですか、、、、苦笑」
だけど、今日は、喧嘩したらしく、話を聞いてほしいと飲みに誘われ、今は2軒めなのだが、家に帰りたくないらしい。
まぁ、、こんなんなら、、理佐さんの気持ち分からなくもない、、、。
小「もう一軒〜!!」
完全に酔っている由依さん
夏「そろそろ、理佐さんに怒られますよ」
小「いいもん!!理佐なんて知らないもん」
夏「、、子供じゃないですから、、」
小「いやなの〜」
可愛すぎるんだって、。、
そろそろこちらの理性がぶっ壊れます、、
小「夏鈴ちゃん〜」
夏「もう理佐さんに、連絡しますから」
小「、、、い、、や、、」
涙目になり急に元気を消失させた由依さん
夏「、、由依さん、、?」
小「、、今日は、、恋人居ない、、、、」
夏「、、え、、?」
小「、、夏鈴ちゃんの家、、、連れてって、、?」
上目遣いで私を見つめる由依さん、
夏「、、、、、、、」
小「、、夏、鈴ちゃ、ん、、、」
私の中で何かが壊れる音がした、、
夏「、、、、いいで、、
私が由依さんの誘いを受け止めようとした時、、
理「なにしてんの」
とても低い声で息を少し切らした理佐さんが由依さんの腕を掴んでいた、