____________消恋病
















(理佐side)










恋をすればするほど記憶が消える貴方を









_________すきになりました。


































あの日君に出会わなければ、君が記憶を失うことなんてなかった。












だけど、私は何度だって君に恋をするとおもう。









何回出会いなおしても、何度でも忘れられても私は絶対に君と結ばれる運命を選ぶ_______



















「りさーおはよー」

理「はよー。」













高校2年生、部活に勉強に受験に慌ただしい生活を送っていたわたし。




理「あー、今日の朝練ハードなんよねー」

「あー、今日水曜日だっけ?」

理「そー。」

「週の真ん中だから、ハードにする謎理論よ、」

「てか、私たちの顧問にoffなんて言葉ないじゃんね」

理「なんなら、週の真ん中木曜日だし」


「「たしかに。」」













私はバレー部に所属していて、以外に全国常連校ということもあり監督は気合いがはいりまくっていた。



そのため私たちの部活は他の部活と違いoffなんて言葉存在しなかった。







「りさー」


理「、。あいよー」





そんな部活が嫌いではなかったから
まぁ、良かったのかも。










そんな私とって恋愛なんて無縁で、
部活が嫌いでは無い私は告白されても振っていて
恋人なんか出来たことないし
まず、人のことをすきになるなんて感情がなかった。、















「今日は転校生が来てます。」












夏休みが終わった、9月の中旬、
わたしのクラスに転校生がやってきた。








先生が黒板にきれいな字で名前を書く











、小、、林、、由、、依、、?









「埼玉から引っ越してきた小林由依さんです。」







人に興味が無い私が、こんなにも簡単に心を奪われるなんて思いもしなかった。












ブラウン色の髪色に胸元まである髪の毛、
ぱっちり二重でシュッとした輪郭、
内蔵入ってます?ってくらいの華奢な体に
制服はきっちり着こなしている。それなのに中に着ているベージュ色のカーディガンの裾が手が隠れ萌え袖になっていて、
とても可憐で綺麗だった。










小「、、小林由依です。よろしくお願いします。」









少し鼻にかかったような声を出す君。









全てが虜になる素材だった。、













「席は渡邉の隣の1番窓際の席ね。」







私の方に歩いてくる小林さん、




それがスローモーションのように感じて
ほんとに綺麗で、見とれてしまっていた。





小「はじめまして。」

理「、、あ、はじめまして。」







見とれすぎて声をかけられるまで小林さんに意識を集中していた。






「小林さんは教材が届く間渡邉さんにみせてもらって」


小「あ、はい。、、お願いします。」


理「こちらこそ。」










少し挨拶をすると窓の方を見てこちらを見なくなった小林さん、




ホームルームが終わり、続々と小林さんの机に集まるクラスメイト




質問攻めに合う小林さん。











だけどその答えはどれも少し曖昧で




何かに困っているようにも見える。











(キーンコーンカーンコーン












15分休憩の終わりを告げるチャイムとともに小林さんから離れ授業の準備をするクラスメイトたち、











理「ねぇ、」



小「ん、?」



理「、、変なこと聞いてもいい、?」


小「、ん、?、」


理「どうして、、すべてのこたえ、あいまいだったのかなって、、」



小「んー、、、」




理「、。こたえたくなかったらいいよ、?」
















少し戸惑っていて、明らかに困らせてしまった。











でも、少しはにかんだ笑顔で











小「、、きおくが、、あまり、、ないの、、」



















小林さんはつぶやくようにいった。