きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
4月スタートのきもの着付 基礎クラス受付中です。
ご自身でいつか着物を着られるようになりたいと思っていらっしゃる方は、今春から
お稽古をはじめませんか詳細はこちらの記事をご覧ください→★
どうぞよろしくお願いいたします。
昨日はきもの着付基礎の火曜クラスのお稽古でした。
久しぶりに同じクラスの皆さまが揃いました。
何だかこんなことでも幸せを感じる年頃です。
病気やお怪我、介護などなどでお稽古をお休みせざるを得ないときがどなたにもあります。
予定を元気にこなせる日常は当たり前のようで奇跡なのかもしれません。と、特に今年は
思わずにはいられません。
このほっこりと温かい気持ちは微塵も見せずに、お稽古はビシビシいきます
7回目は袋帯に集中します。
着物は着られるけど帯がね・・・。帯が出来ないのよ。帯が難しいのよね。とおっしゃる方が
多いのですがそれは気のせいです
帯は背中側の始末が多く、目視出来ないので難しく思い込んでいるだけです。
もっと想像力を高めてください。
何をしたいのか、何をやるのか、何をやっているのか、目視せずにもイメージできていれば
チャチャっと出来ます。
形やバランスはその次に考えればよいことなので先ずは手がサクサク動いて、やりたいことが
手順通り出来るようになることを目標にしてください。
「見る」ことも大切なので今回も全員の背中側をお一人ずつ説明しながら私が始末をし、
繰り返し見ていただきました。
モデルになっている方は体感で覚えていただきます。
技術の習得は繰り返すこと。
そして、正しく覚えること。
最後に帯揚げと帯締めの結び方です。
今までは絞りと丸組で練習していました。
手順を覚えるために形が整いやすいもので練習していました。
今度は平織りと平組です。
帯揚げはきちんと布目を通しながら綺麗に畳み、結び目が美しく見えるようキープしたまま
結び、あまりを始末します。
帯締めは手順が合っていても表裏を間違わずに、しっかり、かたく、美しい形に仕上げるのは
難しいのです。
wayoriの基礎では帯締め以外はしっかり締めるものがありません。
キューっと引いたり、ギュッと結んだり、引っ張ったり。
体感的に「締まっている」「しゃんとする」とか、時には張り切り過ぎて「きつかったかな」
「締めすぎたかな」などと、日によって変わるようなことはしておりません。
その分、帯締めは重要です。これが全てと言っても過言ではありません
(十二単を着付けたことがある方はわかるかな。あのイメージです)
帯揚げや帯締めは着物や帯に比べたら小さなものですが着姿のアクセントにもなり、
着崩れ防止の大役を担っています。
最後は皆さんで教え合いながら繰り返し練習されていました。←素敵な光景
この日の装いはようやく睦月らしい小紋に袖を通しました。
まだまだニュースを見ると辛い状況を目にしますが前を向いて頑張っていただきたいと
思いを込めて明るい小紋にしました。
20代前半に誂えた紅型小紋です。
当時なら八掛けを朱色にしがちですが、辛子色にしていたのでよかったと思っています。
生地はどっしりとした縮緬地(重い)で暖かいので昨日の寒さにはぴったりでした。
地色はやや黄みがかっていますので帯揚げは馴染むように薄い黄色にしました。
若い頃はこの着物に橙色や朱色の帯を合わせていましたが今は黒、紺などの色を
合せています。
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