きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
きもの着付ブラッシュアップクラスの講義は帯についてでした。
袋帯・名古屋帯・半幅帯の他にも種類がありますし、袋帯・名古屋帯・半幅帯もいろいろ
あります。
先ずはそれらを改めて確認し、メジャーな帯を見て、名前を覚えていただきました。
例えば「唐織の帯が合いそうね」とか「素敵な綴れの帯ね」と言われた際に、「何言ってのか
意味が分からん」と内心思わないように、物を見て、知ることは大切なことです。
以前、着物を着て、お料理を教えてらっしゃる先生に「素敵な綴れですね」と話しかけたら
「んんん(否定の意味のんんん(=違う)です。)、これは名古屋帯よ」と返されたことがありました。
名古屋帯よという返事に間違いはないのですが、名古屋帯は見ればわかります。
名古屋帯が前提で織の話しをしているのにちょっと残念だなと思いました。
でも、着物を着ているからと言って誰もが何でも知っているわけではありません。
その方が無知だとか勉強不足だとここで言いたいのではではありません。
自分で呉服屋さんへ行き、反物から購入した経験が少ないとなかなか学ぶ機会がないので
仕方がないのです。
残念だと思ったのは、知っていればもっと帯や着物のお話しが弾んだのになぁと思ったから
です。
ですから、着物が着られるようになった受講生には着られるだけではなくて身につけるものを
よく知って欲しいし、会話が出来るように、想像できるようになって欲しいと思っています。
織物の工程は複雑ですのでそこまでは知らなくてもよいと思います。
職人になるのではなくて身に纏う側なので、興味があれば追々、工程を知れば十分です。
先ずは、名称と物が頭の中で照合できるようになると楽しいです。
例えば、「あそこのモンブラン、美味しいよね」と話題に上がった際にほとんどの方が
モンブランを想像できると思います。
想像もつかないけど、ここで「何それ」とは聞けない・・・とりあえず、合わせておこう。では
会話をしていても楽しくないと思います。
織物や染め物の特徴を見て学び、名称と合致するとますます楽しいですし、
ネットショッピングを利用される方は物を見ないで買われるわけですから文章と写真で
風合いや諸々含め納得してポチっとできます。
リサイクルの場合は色や値段、状態などで選ぶのではなくて、きちんと物を理解して
買って欲しいです。
帯は織物だけではありません。
染帯の場合は生地の織り方も様々ありますので生地と柄の季節があっていないと残念です。
受講生の皆さなが「今まで気にしたことこともなかった~」ということがたくさんありましたら
嬉しいです。
土曜クラスの装いは迷いに迷ってクリスマスコーデにしました
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