きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
11月のきものコーディネートの振り返り記事を書こうと思ってタイトルをつけ、写真も貼付
したのですが前置きが長くなり過ぎたので前置きだけで1記事投稿しようと思います。
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いつまで夏の暑さが続くのかと思っていたら一気に冬到来ですね。
防寒用の羽織物が必要な季節になりました。
私は帯付けが好きです。
理由(事情)がなければ、4~10月は羽織らなことが多いです。
先日、呉服屋さんで「コートを作りませんか」と3人くらいに軽く囲まれました。
「私は帯付けが好きなので結構です」(本当は「たくさんあるから要らないの」と言いたい
くらいでしたが控えめに・・・。)と言ったら、
「相手先に汚れを持ち込まないという意味でコートは着るんですよ」と諭されました。
個人宅やお稽古ごとの教室であれば当たり前です。承知しております。
wayoriの受講生にも玄関前で脱いでいただくようにお願いしていますし、脱ぎやすいように
お稽古日は手荷物置き用の椅子を玄関先に出しております。
しかし、実際にはどうでしょう他の場所では
店舗や美術館などでは着用のままの方を多く見かけます。
カジュアルなカフェや甘味処などでも着用のまま(室内)の方は珍しくありません。
脱ぐか脱がないかは「暑いか暑くないか」または「飲食の際に汚さないか否か」で
判断されている方もいらっしゃるように思います。
お店や美術館などで「汚れを持ち込まないために脱がなきゃ」と思い、実際に脱ぐ方は
どのくらいいらっしゃるかしら
また、羽織物を「着物が汚れないために着るもの」と思っている方もいらっしゃるようです。
もちろん大切な着物や帯を守るために着用することもあります。
雨天や強風やラッシュ時など。
真夏でも透ける羽織物を着用されている方も最近は増えましたね。
しかも、麻や木綿の上に・汗だくになって・・・。
「どうして暑いのに着てるの」と聞いたら「着なくちゃいけないのかと思ってた」と返答され
気の毒に思ってしまったこともありました。
そう思わせてしまったのはどなたでしょ売る側きもの雑誌着付講師
はて、知りません。
が、私は受講生には羽織物についてはときどき持論を聞いていただきます。
昔と今は違います。
気温もマナーも時代も文化も・・・。
過去を知り、今を楽しむ。これ、大切です。
ましてや「帯付けは、はしたない」なんて、もう論外です。
話しを戻しまして・・・、
「相手先に汚れを持ち込まないという意味で・・・」と呉服屋さんの説明中に、私は横目で
近くにいた60代か70代くらいのご婦人を見ていました。
8分丈くらいの道行を着用のままで、店内の椅子に座っていらっしゃました。
こちらのお店に入るには、草履を脱ぎます。
畳み敷きの店内には反物がたくさん積んでいます。
それほど広いお店ではありません。
3,4人来店中だったら出直そうかなと思うくらいです。イメージしてみてください。
お店の方が私の見ている方向に気づいたのか羽織物のセールストークの内容に変化が。
今度は「着付の先生なら、これくらいのコートは持っていないと」と言われました。
全国の着付講師の皆さま、そんなことないですからねー
そもそも、お勧めしてくださった反物(透ける生地)の上代は70万円です。
「そんな高いもの要らない」と即答したら「いやいや」と慌てて、半額以下になりました。
そんなご商売の仕方、いつまでやるのかしら
半額以下になっても私はその半分の上代で買えます。
まっとうなご商売されているところで。(これは私の心の声です)
この話しを翌日他の呉服屋さんと話していたら「うちなら12万くらいかな」と言ってました。
はい、私が思う相場もそのくらいの金額です。やっぱりねーと思いました。
後者の呉服屋さんに12万円くらいで上手に勧められたら購入していると思います。
お品物のレベルとお値段が合っているから。
でも「着付の先生ならこれくらいのものは持っていないと」と言われたら買わないと思う。
まぁ、そんな野暮なセールストークはなさらないと思いますわ~。
ここまでが前置きでした。長いでしょう
透ける羽織物だけでも何枚も作っていますし、オーガンジーやもじり織、紋紗など
お勧めしてくださった反物に引けを取らない織物ばかりです。
「着付講師ならこれくらいのものは・・・」と言われましたが、私がどのようなものを
持っているのかご存じなく「これくらいのもは」というのは失礼ね~と呉服屋さんに
がっかりしちゃったわ。
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