きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
先週土曜は金曜に続きエレガンスクラスのお稽古でした。
1名欠席になったのでこの日も5名でした。
エレガンスクラスは人数が多い方が知識が深まる機会が多くなりますのでちょっと
ぎゅーぎゅー気味ですがこの人数でお稽古をしています。
技術が中心のときは同日2クラスに分けてお稽古することもあります。
この日もご自身の着物と帯を説明していただき、相応しいシチュエーションもお話し
していただきました。
金曜日の着物は色無地や絵羽など様々でしたが土曜クラスは5名とも一つ紋つき、
色無地4名江戸小紋1名で、付下げ、訪問着、色留袖の方はいらっしゃいませんでした。
これはこれで勉強になります
色無地でも地紋が違うと雰囲気が異なりますし、色によって相応しい場所が変わってきます。
一つ紋でも染日向、縫い日向、縫い影など違っていたので、見比べることが出来るのは
代え難い学びになります。
そして、紋によっても合わせる帯の格調が変わってきます。
今どきそんな細かいことはどうでもよくないと思われる方もいらっしゃると思います。
私もそんなに気にしていませんが知識があればコーディネートに迷ったときに助けになります。
立場や年齢によっては「まぁいいか」、「誰もわからないよね、「紋があればいいでしょ」
では済まないこともあります。
知らなければ恥をかいているかどうかもわからないまま。
連れの方や招待してくださった方に失礼な装いであること気づかない。
知識を深め、美意識を高め、ここぞというときは手持ちの中で(出来る範囲で)、最善の
装いを選んでください。
知識があるからこそ「あれがあれば・・・」と思うこともあると思います。
しかし、手持ちの中から最適なものを選ぶことも大切です。
いつもお稽古ではお話ししていますが自分さえよければではなくてご一緒する方や周りの
皆さんのことを思ってコーディネートを考えて欲しいと思っています。
実技はゆっくりゆっくり一手ずつ確認しながら着上げました。
私が声で誘導していくので先に進まないでくださいねと何度言っても先に進む方がいらっ
しゃいます。
わかっていることなのでつい手が動いてしまうのだと思うのですが先に進む方の多くが
我流になっている部分なのです。
先に進んだ場合は戻していただきます。結果、かなり時間がかかってしまい一度休憩。
帯まで終わったところで脱いで着付の準備をしてから、換気をして、冷茶で一休み。
金曜とは違って土曜日はスカーっと青空が気持ちよい。
リフレッシュ出来たところで、集中力を高めて自分のペースで着付け。
各自、タイマーで計測。
19~25分くらいで着上がりました。
早さを競っているのではありません。
抱き紋に見立てたシールを貼っていましたので抱き紋が左右対称の位置に着上がり、
シチュエーションに合わせた着こなしを意識した上でどのくらいかかったかな?の検証。
3時間半、皆さん頑張りました
着物は着られるようになってからの学びが長いと思います。
着られるようにならないと気づかない部分がたくさんあります。
基礎クラスではとにかく着られるようになって、着物を楽しむためのスタートラインに
立っていただくところがゴールです。
ゴールがスタート位置。
ここからが楽しい、おもしろい、深い、素敵、難しい、切ない、感動、難しい、悩み等々を
味わえて、深い着物沼に浸かっていくのです。
一生楽しいと思います。
着物を着たいと思うと元気でいなくちゃと思います。
この日の装いです。
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