きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
きもの着付基礎の土曜Bクラスも先週スタートしました。
今期は3クラスです。（10月は2クラスの予定です）
お時間を過ぎてもお見えにならない、連絡もない・・・。
えー！！というスタートのクラスもありました
。
土曜Aクラスは4名のうち1名が電車乗り遅れのため10分遅刻との連絡がありました。
上級のクラスの場合は多少の遅刻者は待たずにお稽古を始めます。
事前にどの程度の遅れかご連絡があれば、内容の調整をしながら開始しつつお待ちしたり、
準備を先に進め、遅れて来られた方は入室後は速やかに準備をして追いついていただきます。
しかし、基礎クラスの場合は先に始めることは難しい・・・
。
5,10分程度であれば着物や帯にまつわるお話しをしてお待ちします。
それでも基礎生にとっては5,10分はとても貴重なお時間なので時間に余裕を持ってご自宅を
出られるようにお願いしたいと思っております
。
お遊びのお出掛けでしたら「ごめん、遅れそう。お先にどうぞ～」は有りですがお稽古ではNG。
先に始めるか否かは講師や主催者が判断することです。
もちろん気遣っての一言とわかっていますがかえって相手を不快にされるかもしれませんので
ご注意ください。
遅れる場合は、簡潔に現在位置、理由、着時刻を伝えること。
入室は静かに、行動は速やかに。
わかっていても咄嗟にはなかなか出来ないかもしれませんね。気が焦ってますしね～。
連絡の際は、理由も重要です。交通機関の遅れか、ミスか、体調不良か・・・。
具合が悪くなることもありますので、そのようなときは待つ側も準備をします。
例えば、椅子を出しておくとか白湯を用意するとか、空調を調整しておくとか。
入室後は「皆さん、遅れて申し訳ございません。電車が〇〇で、それで、△△で、本当に
すみません
」と・・・。
お気持ちはわかりますが大騒ぎして中断させないことも大切です。
おかげさまでwayoriの受講生は遅刻をされる方が少なくて、皆さん10分前には廊下に
揃っていらっしゃることがよくあります。
私も待ち合わせには早めに近くまで行って調整し、遅れないように心掛けていますので
同じタイプの方が受講生に多くて嬉しいです。
でも、うっかり日にちを間違える、時間を間違える・・・ということは誰にでも起こり得ることです。
私もありました
。
土曜Aクラスは10分遅刻の方の他になんと2名お見えにならず、連絡もありません
。
やむを得ずお電話を掛けたら1時間勘違いと判明
。
1時間早く来られた場合はよいですが1時間遅くに勘違いされていた場合は大変です
講師になって25年くらい経ちますが初回のお稽古に2名遅刻 + 2名が1時間遅く間違えていた
という経験はありませんでした。
定刻にお越しの方の方が少ない・・・って、どーゆーこと
お見えにならないので何度も着信を確認したり、スマホやパソコンのメールを確認したり。
もしかして、今日の受講者ではなかったかしらと思、急いで過去メールを全て検索して
みたり、募集記事や案内にミスはなかったかを確認したり・・・。
お時間に来て下さっている受講生に終了時間の延長の承諾を得て、お茶とお菓子をお出しし、
穏やかな心でお待ちいただけるように気を配り・・・。
基礎クラスの初回では省略できることもありませんし、いつも以上に早いスピードで話している
ため、それ以上に巻いて話すことは難しい・・・。早口言葉レベルになってしまいそう
。
ということで、土曜Aクラスは1時間以上遅れの13時過ぎにスタートし、退室は18：00過ぎ。
休憩も少し短縮。
土曜Bクラスも1名がなかなかお見えにならず、もしかして今度も・・・とドキドキ。
お電話を掛けたら駅を間違えてタクシーを探しているとのこと。
20分程度の遅れでスタートし、休憩を水分補給のため10分にして、終了時間も少し延長しました。
最近は全てのクラスが順調でしたので、久しぶりに「喝
」を入れられた感じでした。
プレレッスンで一度お越しいただいていても安心してはいけない。初回は気を引き締めて
事前のリマインダーの書き方も改めようなどと思いました。
私はどちらのクラスも最後は声がかすれて、ろれつが回らなくなっておりましが受講生の
皆さんは高い集中力とやる気で溢れていてギリギリまで繰り返し実技のお稽古を頑張り
ました。
とにかく、滞りなくお稽古が終わり、ほっとしました～
。
ご協力くださった受講生(時間通りにおみの方）には本当に感謝申し上げます。
遅刻された皆さん、挽回のチャンスはまだまだありますので大丈夫ですよ
。
お教室を自宅にしたことや雇われ講師でないことが本当によかったと改めて思いました。
賃貸マンションで使用目的に「住居兼教室」と契約書に書いていただける物件って圧倒的に
少ないのです。「教室としても使いたい」というと不動産やさんの表情が一瞬にして曇ります。
セキュリティーの厳しいハイクラスの物件はほぼ無理です。
立地、教室スペースの広さ、住居スペース、間取り（受講生の動線）なども申し分なく、その上、
契約書に明記していただくのは都心のマンションではかなり難しいです。
でも、教室が時間貸しの場所だったり、どこかの教室や呉服屋さんの雇われ講師の場合は
遅刻や延長に柔軟に対応することは個人の判断ではできません。
忘れ物をされた方にもお貸しすることが出来ません。お茶やお菓子の提供も難しいでしょう。
全てが自分の判断と責任で行うには主宰し、自宅で開催することがベスト。
しかし、自宅に面識のない方々を招き入れることは非常に怖いです。
お相手を信用できる理由が何もありませんもの。
私自身がそう思うのですから集合住宅では住居以外の使用NGの物件が多いのも当然です。
すったもんだがありましたが全員揃って無事に3クラス開講して嬉しいです。
12回のカリキュラムで着付けの基礎を習得していただきますので、途中で抜けてしまったり、
中盤あたりで焦ったり、経験者は先走ったりしないでゆっくり丁寧に学び、思うように覚えられ
なくてもそんなご自身を認めて、楽しんでください。
土曜Bクラスの装いです。
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