きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
先週土曜日はきもの着付 基礎 土曜Bクラスのお稽古でした。
前半は、普段着と名古屋帯の仕上げです。
今回は名古屋帯を中心にお稽古をしたいのですが、準備から長襦袢までしっかり見直して
着物、名古屋帯と進んでいきます。
今は着付の無料動画がたくさんあり、いつでも見られます。
着付教室へは通わずに動画や本だけで着付が出来るようになる方もいらっしゃいます。
凄いですよね
私は動画配信はしていません。
受講生や修了生から「先生のYouTubeがあればいいのに~」とよく言われます。
ところが、逆もあります。
「先生の技術を無料で流すなんてもったいない。やめてください」と。
私は対面で個々の癖や人柄を見ながら技術を伝え、併せてその方に必要な知識も伝えたいので
やはり動画は難しいなと思っています。
この日も着物を着たい理由がそれぞれ違い、手持ちの数も違います。
これから揃える方、今持っているものを活かしたい方など。
お稽古後や休憩のときには個々にアドバイスもしています。
着物や帯は焦って買わず、よく勉強して、よく選んでください。
腕があればどんな帯でも締められますが、最初は締めやすい帯や体型に合った長さで。
この日は塩瀬の染帯をお持ちの方がいらっしゃいました。
前回は織帯だったのですが、今回は染帯です。
「たくさんお持ちの方はいろいろ持って来てみてください。その帯がどのような帯なのか
説明します。」と伝えています。
帯の柄や織り方や仕立て方以外にも、実際に締めて見ると締めやすいかどうかもわかります。
呉服屋さんは「塩瀬の帯は締めやすいですよ」とおっしゃる方が結構います。
しかし、私は塩瀬も縮緬も染帯は初心者にはハードル高めと思っています。
やはり帯は織の方が全般的に締め易いです。
お稽古でこのようなことも経験することは大切です。
着付が出来るようになって、いざお出掛けというときに初めて締めにくい帯を使うと、
とっても焦ってしまうと思います。
事前に「締めやすい帯」「苦手な帯」「長めの帯」「短い帯」「ポイント柄」「全通」など
特徴を知っておくことも重要なんだ~とお稽古で知ることが出来ます。
着物の寸法は指定しない限り、呉服屋さんによって若干違いがあります。
着付教室に通うことは一方通行では習得できないことがたくさんなります。
最初は亀の歩みですが焦らずに桜が咲く頃を目指してお稽古を続けてください。
後半は角出し結びでした。
この日の装いです。
小千谷紬に真綿の八寸です。
木場定規を使った横段絣が素敵で、この小千谷紬はお気に入りです
渡文の八寸は関西巻きにしました。
無地の部分が真ん中にきて、関東巻きとは印象が随分違って新鮮でした。
着付けは、慣れてしまえばどうってことないです
帯も関東巻きだろうが関西巻きだろうが悩むこともなく手が動くようになります。
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