きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
火曜日は基礎クラスの後に個人レッスンがありました。
前回お休みされた回の振替です。
基礎の振替個人レッスンでは、グループレッスンではなかなか聞けない小さなこと、
もう一度確認したいことなども聞いていただきたく思っています。
この日の受講生は着付け経験者。
以前習っていた時と偶然同じ着付小物を使っています。(一部)
しかし、wayori流の使い方が今一つ伝わっていないような・・・。
着付小物はどの小物と組み合わせるかによって役割が変わってきます。
着付小物はどれが良くて、どれが悪いというわけではありません。
粗悪品は多々ありますが・・・。
体型によってもベストなものは違いますし、肩や背中の筋肉や柔軟性によっても合う合わないが
あります。
技術があればどのような着付小物でも着られます。
しかし、着物を着るということがどういうことなのか理解が充分でない場合は
着付の手順を習得するのと同時に着付小物の本当の意味も理解して欲しいなと思っています。
以前使っていた小物については、以前と同じように使おうとしてしまいます
身体が覚えているので意識しないと直すことが出来ません。
せっかくの個人レッスンなので、先ずはその位置、その長さで使う理由を伺いました。
聞かれても困りますよね。
だって、「前の先生方がそういう風に使っていたから」・・・ですものね。
私が直した方が良いと思う理由を話しました。
それを聞いて、今までの諸々の原因がわっかたようで、意識しながら小物の使い方を改めて
いくことにしました。
着崩れには必ず原因があるのです。
基礎では私を完コピするつもりで習得して欲しいと思っています。
お稽古では10回まで私も着物や帯を一緒に着たり、脱いたりします。
何度でも何度でも所作をお見せしています。
皆さんは私を見て、声を聞いて、必死に手を動かしています。
しかし、私とは位置も違うし、回数も違います。
「私、そんなことやってないよ」「私をよく見て、全然違います」というセリフはしょっちゅうです。
この日も着付中に何度もフリーズして、私と見比べていただきました。
今回は、同じようにやっているつもりでもこんなにも違うということをたくさん知ったのでは
着付小物の意味を聞いたり、ご自身の癖を的確に指摘されたりすることは今までには
なかったと思います。
でも、聞いてみて、納得できることがたくさんあったようで「本当に先生を選んでよかったです。
これからも頑張ります」とおっしゃってくださいました。
う、う、うれぢい
いつか、着物を着ることが「大変」から「楽しい」に変わっていく日がきます。
楽しいに変わったら一緒にたくさんお出かけができるといいなと思います。
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