きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
梅干しの作り方や保存方法も各家庭によって違います。
赤紫蘇を入れない方もいらしゃいます。
干さない(これって梅干しと言えるのかなとちょっと思いますが・・・)方もいらっしゃいます。
干してから梅酢に戻す方もいらっしゃいます。
私は、赤紫蘇は絶対入れたい派です
(梅が多めにあるときは「赤紫蘇なしバージョン」も少し作ります。)
紫蘇はエネルギーも高いし、何よりも真っ赤な梅干しは見ただけで唾液が口の中に広がり。
梅酢も赤く染まり、生姜や大根を漬けるときれいな色になります。
乾燥させた赤紫蘇はゆかりとしてお料理に重宝します。
入れないなんてもったいないです。
そして、仕込んでいるときの香りが何とも言えず癒され、元気になります。
赤紫蘇の使い方もさまざまで、wayoriの赤紫蘇の使い方はかなり独特のようです
たくさんの方に梅干し作りに参加していただきましたが同じ使い方の方はいらっしゃいませんでした。
見たことがある、聞いたことがある、本で見たことがある・・・という方もおりません。
私にとっては昔から母がやっていたことなので逆に他の方法を知った時は驚きました。
今年は赤紫蘇は当たり年のようで5月頃から9月初旬まで出回るようです。
赤紫蘇ジュースを作るのもおすすめです
先日、梅干し用の有機栽培の赤紫蘇が届きました。
梅干しのレッスンは去年を最後に・・・と考えていましたが度々リクエストがあり迷っていました。
そこに、コロナがあり、普通はレッスンは見送るのかもしれません。
しかし、私はコロナ禍だからこそ、梅干しパワーを求めているらっしゃる方には応えなくてはと
思いまして、エレガンスクラス受講生修了生のみにご案内しました。
定員は3名程度に考えていましたが、少し増員して6名ほど受付けました。
以前なら、6名くらいは1レッスンで行っていましたが、今年は2クラスに分けて少人数に。
少ないので赤紫蘇の処理は少し楽です。
レッスン前に赤紫蘇の処理は私が全て済ませてしまうので、受講生向けに赤紫蘇の処理を
写真付きで解説します。
段ボールを開けると先ずは蜘蛛や毛虫、カナブンと対面。
虫嫌いの方は無理だと思います。
それから、ひたすら葉を茎からちぎり取ります。
ちぎった葉を洗います。
砂や虫が分かりやすいように琺瑯の大きなボウルを使っています。
少量をボウルに入れて、水をジャーっと。
しっかり洗って、ザルに赤紫蘇を取り出します。
この時にボウルを持って葉と水を一緒にザルに移さないように。
葉に砂や虫がまたついちゃいます
ほらほら、葉をザルに取り分けるとボウルに毛虫や砂が・・・。
サラダの水切り用の道具を使います。
このような感じになります。
赤紫蘇を取り除くと、また居ました
毛虫が~。
この作業、3人分で18回まわしました。
所要時間は30分。
20人分あったときは120回
以前は、ほぼ気合いでやっていたような
水切り器を回す瞬間、ちょっと力が入るので翌日フェイスラインが腫れることもしばしば・・・。
右腕筋肉痛は当たり前。
そして、小一時間ほど干しておきます。
干しているときもてバサバサ持ち上げたり、場所を変えたりして水切りをします。
梅干しは天日干しまでの間にカビが出てしまうことがあります。
その原因の一つが赤紫蘇の水切りがきちんとできていないこと。
でも、長く干しすぎて乾燥させないように気を付けます。
今回は、1クラス目は40分くらい、2クラス目は1時間半くらいでちょうど良い感じになりました。
時間の差は、天気(湿度)が全然違ったからです。
最後に袋に入れますが、まだ安心できません。
袋に入れるときは一掴み取ったら、軽く振るいます。
こうして赤紫蘇の準備が完了します。
今回は赤紫蘇が到着した日に1クラス目のレッスンだったので時間との勝負でした
ちなみに、wayoriの梅干し作りは赤紫蘇も同時に漬けます。
母が昔からそのように漬けています。
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