きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
今日はきもの着付基礎クラスの12回目のお稽古の内容についてです。
いよいよ最終回テストです
準備が出来ましたら、ご挨拶をしてスタートです。
テストということもあり、緊張感が漂います。
テストはご自身のために行います。
合否はありません。
「テスト」と言われると、お稽古日までに確認されると思います。
それまでは、復習しようと思っていてもやらずに次のお稽古日になんてこともあると思います。
前もって確認しておくと、わからないところも明確になり、最後のお稽古で必ず確認しようと思います。
ですから、敢えて「テストをやります」と申しております。
お稽古は、自主練習の後に全員で通しでお稽古します。
私は声の誘導だけです。
この時点で、私を見ないと着られないという方はいらっしゃいません。
そして、いよいよテストです。
長襦袢まで整え、着物と帯を15分で着上げます。
15分です。
目安です。
手順通りに着上げる、15分もかかりません。
でも、大切なことはスピードではなくて正確性です。
途中で間違えたことに気づいた場合は、必ず戻ります。
戻れば15分以内は厳しくなります。
それでよいのです。
テストは、お稽古ではなくて着物を着て出掛ける日をイメージして着ます。
間違えたままや適当な着付では出掛けないと思います。
たとえ時間が掛かっても、正確に丁寧に一生懸命に着ようと思うはずです。
テストでは、「お出掛けできるかもしれない」、「このまま出掛けたい」
「着られた~」と自信を持って欲しいのです。
もし、間違えず、迷わずに着られて、12,13分くらいだったら、かなりの自信が持てます。
そのよう方もいらっしゃいます。
めちゃくちゃ褒めたりしませんが、内心はぎゅーぎゅー抱きしめて褒めたい気分です
テストでは鏡を見ません。
形や美しさは回数をこなすうちに整ってきます。
全員が着上がった後は、お一人ずつ手順の抜けていた部分や位置について確認していきます。
テストはここまでです。
ようやく皆さんからも安堵の笑顔がこぼれます。
お洋服に着替えて、茶話会です。
着付、お持ちの着物のこと、これから揃えるもの、所作、エレガンスクラスのこと、
プライベートなど、お茶を飲みながら時間の許す限りおしゃべりします。
茶話会は、教室の場合もありますし、八芳園で食事をしたり、プラチナ通りのカフェで
アフタヌーンティーをしたりすることもあります。
最後はキラキラした時間を過ごします。
頑張ったご自身へのご褒美タイムね
今まではお互いにゆっくり話す機会がなかったので、ご家族やお仕事の話しで
共通点もみつかたっりして、最後の最後に仲良くなり、別れ難くなります。
「いつか着物でお出掛けしようね」「うん、連絡するね」「私も~」とご縁が繋がります。
和のお稽古やお仕事で着物を着る機会がある方は別ですが、
通常の暮らしの中に着物を取り入れるのは想像以上に大変です。
月に1,2回は着ようと思っていてもなかなかそうはいきません。
お着物つながりのお友達が出来ると、出掛ける機会を作ったり、一緒に呉服屋さんへ
足を運んでみたりすることが出来ます。
最後の茶話会はご縁を繋ぐ大切な時間でもあります。
以上で6ヶ月、12回のお稽古が終了しました。
お疲れさまでした。
ちなみに、土曜日は2回分を1日にお稽古します。
江戸小紋(角通し)に名古屋帯(染帯)
基礎クラスが修了しますと、エレガンスクラスへ進むことが出来ます。
基礎クラスがとエレガンスクラスは内容が全く異なります。
きもの着付とお料理教室wayoriを選んで、
エレガンスクラスに進まないのは実にもったいないと思います。
「ただ、着物を着られるようになれば充分です」という方は、余所のお教室で・・・。
もっと受講料が安くて優しい先生はたくさんいらっしゃいますよ。
私が自分で着付教室を主宰しているのは、
エレガンスクラスで伝えたいことがたくさんあるからです。
次回は、エレガンスクラスについて
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