きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
きもの着付エレガンスクラスの受講生(4月からの皆さまも)、修了生の皆さま、
リモート無料レッスンを6月末日まで承っております。
お時間とお気持ちにゆとりが出来ましたら、いつでもご連絡ください。
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今日は四半世紀も定期購読している着物雑誌が届きました。
この時期は例年、浴衣の特集ページがあります。
今回は別冊で特集されています
以前は浴衣を着る機会はあまりないので(夏でも着物なので)、2,3枚あれば良いかなと思っていましたが、毎年、特集を見たり、生徒さん達のお見立てのために浴衣売り場に行くと欲しくなります。
浴衣は、正絹のお着物に比べたらお値段は破格にお安い。
気軽に洗えるし、雨や汗もさほど気にならず、お手入れや扱いが気楽ですね。
2年前、教室で「和順の竺仙会」を開催しました。
呉服屋さんへ行くのが苦手、一人で選ぶのは不安という方が多いので、呉服屋さんからたくさん反物をお借りして、呉服屋さん抜き(←ここポイント)で自由に見ていただく会です。
私がお見立てします。
私が寸法だしもします。
私が価格交渉もします。(←事前に済ませ、割引価格です)
仕立て上がるまでの全てのやり取りも私がします。
購入者がわからないような言葉で押し切らず、きちんと説明します。(←購入者は勉強になりますよ)
上代、仕立て代、加工代が明瞭。
バッグマージン一切なし。(wayoriは販売業はしていません。呉服屋の傘下ではありません)
再度リクエストをいただくほど楽しんでくださった皆さま。
ですが、実は一番楽しんでいたのは絶対に私です。
だって、たくさんの反物が自宅にあるのです。
預かりものですから緊張もありますが暇さえあれば反物を広げてニヤニヤしていました。
日曜日もリビングでテレビを見るよりも教室で反物を見ている方が楽しくて、主人からは「何回見てるの」と呆れられほど。
結局、見てるだけでは収まらず4本購入。これでも、がんばって絞ったのです。
浴衣にも流行はありますが、昔からほとんど変わらないものもあります。
若いときは流行りのものが欲しくなりますが、次第にシンプルな紺地に白のコーマや紅梅、奥州小紋、松煙染小紋などの高級浴衣に憧れます。
最近の浴衣は、盆踊り・花火大会・若い子の夏のおしゃれアイテムという位置から、「長襦袢を合わせて単衣の着物」&「1枚で浴衣」の両方でお召しになる方が増え、着る期間も長く楽しめる傾向にあります。
「夏は着物は着ないわ」と決めていた方も最近は「浴衣なら気楽だし・・・」と変わってきていますね。
私は、浴衣1枚(長襦袢なし)で、電車に乗ってお出掛け・・・というのは若干抵抗がある古いタイプです。
有名な花火大会や盆踊りなどのイベントだったら勇気が出るかも。
それとか、車移動、日が暮れてから、比較的ご近所などの条件付きだったら・・・。
それでも、紺地に白の浴衣が欲しくなります。
あ、長襦袢を合わせて着物風に着る場合、コーマは厳しいかな。←個人的な意見です。だって暑すぎます。
奥州小紋や松煙染小紋も実は暑いので着物風に着るのは体感的に真夏はしんどいです。
真夏だったら、美容衿(長襦袢は着ない、衿だけつけて)に肌襦袢、腰から下はステテコか東スカートなどで裾さばきがよくて、「肌ちら」がしないようなものを選びます。
真夏以外でしたら「単衣の着物」と同じように着たいと思います。
今日は涼しいですが、5月でも夏日だったら着ちゃいます。
5・6・9・10月上旬くらいまで。
そうなると、「高級浴衣」は意外とお買い得
先染めの紬(最近は紬地に後染めも増えてますが)や麻とは違って、後染は小紋風で女性の柔らかさと紬っぽい”こなれ感”を合わせ待ちます。
夏ごろには浴衣でお出掛けできることを願って、今のうちに準備されるのも良いかも
写真の着物は、昨年の6月上旬のお出掛け。
竺仙の松煙染小紋に綿麻の襦袢を合わせました。
帯は夏物の九寸で、座繰り紬の染帯です。
着物風にお召しの際は足袋も履いた方がよろしいと思います。
この時はお友達主催の部活動で日本橋三越へ。
女将に三越の成り立ちや内装の見所を案内していただきました。
早く着物で百貨店へ行ける日がきますように。
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