4月スタートきもの着付基礎クラスの受講生を募集しております。
詳細はこちらをご覧ください。
https://ameblo.jp/wayori/entry-12351421815.html
3/24（土）16：00-17：00 「着付の見直しとお食事交流会」1名募集中です。
https://ameblo.jp/wayori/entry-12360533133.html
昨日の記事の続きです。
いよいよ京都の日帰り弾丸旅も最後です。
今回も最後はゑり萬さんへ
（って、前回のことはブログに一切書いていませんが
）
タクシーをお店に横付けし、
引き戸を開けて中に入ると商品がずらーっと・・・並んでいません
「呉服屋さんに入るのが恐い」と生徒さんから聞きますが、
視界に商品がないってどうでうすか
呉服屋さんが恐いと思っている方、そんなことないですよ。
高価な着物や帯を自由に（一応、声を掛けてくださいね）
手にとらせて見せてくださる呉服屋さんは有難いと思ってください
「商品はどこ」「ここって、お店じゃないの」という感じのところも
結構あるのですよ～
私は若い頃から経験しているので「これよ
これ
」と高揚します
ネットショップでは味わえない高揚感ですよ
入ると直ぐの土間にはベンチがあって、お客はそちらに。
上がった畳のところには店主。
「今日は何を」
「夏の帯揚げを見せてください」
そして、店主が奥の引き戸を開けると葛籠（行李）があり、それをドーンと。
かぶせ蓋を取ると色とりどりの輪出しの帯揚が～
何故か実家にある行李と茶箱が欲しくなってしまう
ゑり萬さんのこの空気感、大好きツボですわ
私の場合は、見たいものをピンポイントで見ないと何時間も
居座ってしまうので、必要なものだけを見せていただけて有難いです。
今回の目的は夏の帯揚げでした。
ゑり萬さんの夏の帯揚げは地紋が美しくてとても涼しげです。
苦手な夏ですが、夏着物が大好きなので何とか乗り切ってます。
今夏も楽しみが増えました
更に、夏の作り帯も見せていただきました。
京都の芸妓さん、舞妓さんたちの普段の着物は作り帯が多いそうです。
確かにお座敷では男衆（おとこし）さんに着付けいただいてますものね。
私は作り帯は持っていませんし、使ったこともありません。
でも、ゑり萬さんの作り帯は欲しくなってしまいました。
次回はこれかなぁ。
いよいよ、シンデレラ達はお時間となりました。
（シンデレラ・・・図々しいですか）
お夕食は、弥生さんに教えていただいたお勧めのお弁当を買って、
ゆっくり新幹線で・・・の予定でしたが、それが見つからず
やむなく伊勢丹のお弁当売り場をウロウロ。
やっぱり、食べて帰ろうとなりレストランフロアへ。
でも、ゆっくり食べている時間はないかも・・・とまたお弁当売り場へ
エレベーターで行ったり来たりしているうちに
お弁当が更に割引になっていました
僅かな金額ですが、なんとなく嬉しいです
その浮いたお金で中村藤吉の抹茶フロートを並ばずにいただきました。
GINZA SIXでは連日大行列らしいですね
京都駅ではサクッと買えました
濃い抹茶とアイスのコンビネーションを楽しみにしていたのですが、
抹茶が甘くてびっくり
でも、美味しかったですよ
この日の東京は真冬の寒さで雨も結構降っていたようですが、
京都の気温は高めで、雨は自宅から寺田さんに着くまでは傘いらずでした。
皆さん着物慣れしているのでこのようなお天気には
落ち着いた色目の装いに雨対策がバッチリでした。
晴れていたらはんなりとした小紋で行くつもりでした。
コートはピンク（廃番です）のアップルコート。
3色持っていて、季節や着物に合わせて使い分けしています。
軽くて、シワにならず、洗えて、既製品のためお手頃なお値段。
塵除けコートとしてもこれからの季節は便利です。
購入の際に注意していただきたい点は、
雨の日にも着たいと思ったら絶対に対丈です。
だいたいの寸法でで買うのはNGです。
裄や裾が数センチ短いと着物が出てしまい濡れますよ。
特に裄はどんなコートでも着物が出ているのは私は好きではありません。
なんか野暮ったく見えます。
会社勤めを始めた若い頃に元CAさん達が運営しているマナー研修があり、
その時にジャケットの袖丈が長めの方がものすごく注意されているのが
印象に残っています。
ほんの少しくらいいいじゃんと思う人と、
ほんの少しなんだから直せばいいのにと思う人。
私は後者です。洋服でも和装でも。
アップルコートの一番気に入っているのは衿の形です。
広衿・バチ衿、どちらの道中着も持っていますが、コートの広衿は面倒だし、
バチ衿は私にはきつい感じがして好きではありません。
バチ衿に仕立てたコートは柄行きが女性らしい華やかな雰囲気だったので
バチ衿にするには、この生地だわと思い、直線の衿にしました。
広衿に仕立てた道中着は秋限定の色と柄のため、
年に1～2回しか着ないのでいいかなぁと。
道行も被布衿で仕立ててもらったり、普通にスクエアだったり。
私にとっては全て教材なので、生徒さんに実物を見せたくて
形の違うものをあれこれ作っています。
話を戻しますが、アップルコートの衿の形は少し丸みがあるので好き。
実はアップルコートと同じ形で誂えた道中着もあります。
更に、母は衿の形はアップルコートでボタンにしました。
コートの紐、あちこち結ぶのイヤじゃないけど、
お洋服の方をお待たせするのが気が引けちゃって。
ボタンはいいですよ
そのコートを先日羽織ったら、なんと裄が短い
ちょっとだけ着物の袖が出るのです。
もう耐えられるわけがないのでコートチェンジ
母が晩年に仕立てたコートでほとんど着てないはず。
他のコートは裄があっているのになぜこれだけ短いのかしら
何処の呉服屋さんで誂えたのかな・・・
来シーズンまでに直しておかなきゃ
お父さん、お金出してくれるかな
あ、そうそう、コートを誂えるときには衿の形をお任せにしないで
ちゃんとご自分の意見をお伝えになるといいですよ
さて、京都から無事に帰宅しました。
（いつの話しでしょうか・・・）
大雨とか雷の予報が出ていて心配していましたが
白金台の駅に着いたら傘は不要でした
いつもJさんがたくさんお写真を撮ってくださるので、
今回もいろいろなシーンが記念に残って有難いです
今度は暖かくなった頃～暑くなる前に行きたいなぁ。
あー、梅の時期はダメダメ実の方ですよ梅仕事だもの
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