きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
レストランやホテル(宿泊以外)を利用されるとき、
羽織物はどうされていますか
私は何かあった場合、原則、自己責任だと思っているので、
大切なものは手元に置きます。
きちんと畳み、風呂敷に包むかエコバッグ(袋)に入れて持っています。
もし、ロッカーがあれば、同じように風呂敷か袋に入れてロッカーへ。
(現物のままは入れません)
着物用のコートは洋服用のハンガーでは滑り落ちてしまう可能性が大です。
そもそも、肩滑りが良いような裏地がついています。
単衣のコートでも私は肩滑りを付けていただきます。
しかし、ロッカーもなく、近くに置くスペースがない、
サービススタッフの邪魔になる、などの場合は預けます。
その時は、袖畳みをして袋に入れ、
「着物用のコートです」と一言添えて、横に寝かせて渡します。
畳んで袋に入れても、立てて保管されたら大変です
このようなことは常に着付のお稽古でも伝えています。
シワになったコートを羽織るのはイヤですし、
100%相手が悪いのでもないと思います。
大切なものや繊細なものを預けるときは、
その旨をきちんと伝えなければいけません。
そして、2度目の着用で衿元が~
クロークに預けました。
たびたび訪れるところで、着物のお客さまも多い場所です。
普段は袋に入れて「着物用のコートです」と添えて、横向きに渡しています。
この日も袋を持っていたのですが、誂えものの道行や道中着よりも
既製品のコートはお安いですし、カシミヤでもないし、「まぁいいか~」と
軽い気持ちでこのまま渡しました。
念のため、「普通のハンガーに掛けられるのでしょうか
着物用のコートなので幅が合わず、滑りやすいと思うので・・・」と言ったら、
「分かりました。落ちないように留めておきます。」と。
さすが慣れているのね~と一安心。
帰り道、チラチラと視界に衿元が入ってきました。
「えー何か、おかしいよ~」
帰宅後、すぐに確認
間違いないピンチの跡です
クロークの方が直にピンチで衿元を留めたのです
絶対そうに決まっている
私だったら当て布を必ずするのに~
あれこれ試しましたが跡が消えず、クロークへお電話。
先ずは、マネージャーに保管の状態をヒヤリングしてから
折り返しの電話をお願いしました。
最初は「汚れていましたか」と心配していたマネージャー。
私が「いえいえ汚れていませんよ。
ただ、どのように保管して下さったのかなと思いまして」と。
預けたときのやり取りも伝えました。
それから30分くらいでお電話がり、
「お客様が滑りやすいのでとおっしゃったので、衿元に・・・」と言ったので
私が「ピンチで留めて下さったのですよね。直に」と言いました。
マネージャーが驚いて「は、はい。そうです」
私「ベルベットの生地に直接ピンチで留めたので
その跡が残ってしまったようです。
自分でいろいろやってみたのですが跡が消えなくて・・・」と。
マネージャー「申し訳ございません。
お預かりして、こちらで直させていただけませんか
直ぐにご自宅に取りに伺います」と。
そのときはたまたま「直ぐ」は困る状況だったので、
写メを撮っておいて、数日後に改めて取りに来ていただくことに。
それまで、毎日、自力で直していたら少しずつ生地が戻ってきました。
マネージャーが自宅に来た際にはほぼ分からないくらいに。
結果、「もう、大丈夫です」ということにしました。
まだ汚れていないし、シーズン終わりにクリーニングに出せば
よいかなぁと思いました。
マネージャーが
「今回、このようなご指摘をいただき本当にありがとうございました。
確かに、おっしゃる通り、
高級な生地に直接ピンチを留めるということはあってはならないこと。
今後は必ず布を当てて、
このようなことがないように改善することにしました」と。
素晴らしい嬉しいわ~
今更感も少々ありますが・・・
高級な生地でなくても直にピンチはどうかしらと思います
だって、着物を仕舞うときは、
刺繍や紋や螺鈿などが施されていれば必ず和紙を挟みます。
和装用のクリップには挟む部分はゴムになっていたり、
和装用ハンガーは必ず長尺を使用し、袖先まで気をつけます。
(長尺じゃないと、袖先まで棒が足りず折れてしまいます)
普段からちょっとしたことに気を配り、物を大切にすることが
着物のお陰で習慣になっています。
着物を通して学んだことがたくさんあります。
着付の受講生がよくおっしゃることがあります。
「新しい世界を知りました」「視野が広がりました」
「物を扱うときにいろいろ気をつけるようになりました」
着物をただ着るだけのものと思っていたり、
リサイクルを買って、飽きたり汚れたら売ったり捨てたりして、
また安価で買えばいいと思っているだけではもったいないです。
いつも私は、
「着物を知ると、人生がより豊かになりますよ」と申しています。
知らないことを知ることは楽しいです。
一度きりの人生、たくさんの学びを得たいです。
今年もたくさんの学びを楽しみたいです。
*****************************************************
【お料理クラス】
お味噌仕込みの詳細はこちらです。
https://ameblo.jp/wayori/entry-12332038472.html
■1/25(木) 13:00-16:00 米味噌と麦味噌(各1kg)の寒仕込み ¥6,480-満席
■1/27(土) 11:00-13:00 米味噌の寒仕込み(1.5kg) ¥4,860-
■1/27(土) 15:30-17:30 麦味噌の寒仕込み(1.5kg) ¥4,860-
■2/24(土) 11:00-13:00 玄米味噌仕込み(1kg) ¥4,860-
■2/24(土) 15:30-17:30 黒大豆味噌仕込み(1kg) ¥4,860-
■3/31(土) 18:30-20:30 玄米味噌の桜仕込み(1.5kg) ¥4,860-
スンドゥブ・チゲの詳細はこちらです。
https://ameblo.jp/wayori/entry-12337253652.html
■2/3(土) 11:00-13:30 スンドゥブ・チゲ ¥6,480- 満席
■2/3(土) 18:30-21:00 スンドゥブ・チゲ ¥6,480- 満席
塩麹・醤油麹の詳細はこちらです。
https://ameblo.jp/wayori/entry-12337252925.html
■3/1(木) 11:00-14:00 塩麹・醤油麹(各5~600ml) ¥6,480- 残席1名
■3/3(土) 1100-14:00 塩麹・醤油麹(各5~600ml) ¥6,480-
■3/3(土) 17:00-20:00 塩麹・醤油麹(各5~600ml) ¥6,480-
糠床作りの詳細はこちらです。
https://ameblo.jp/wayori/entry-12337254141.html
■3/10(土) 11:00-13:00 秘伝の糠床作り(1kg) ¥4,860-
■3/10(土) 15:30-17:30 秘伝の糠床作り(1kg) ¥4,860-
米粉スィーツの詳細はまだアップしておりません。少々お待ち下さい。
■4/17(火) 19:00-21:00 3種の米粉スィーツ ¥6,480
■4/18(水) 14:00-16:00 3種の米粉スィーツ ¥6,480-
■4/19(木) 12:00-14:00 3種の米粉スィーツ ¥6,480-
※パウンドケーキ1本持ち帰り・軽食付き
【きものクラス】
追々、レッスンの詳細をアップいたしますのでしばらくお待ちくださいませ。
■3/24(土) 15:00-17:30 着付の見直しとお食事交流会 ¥5,400-
※wayori以外で習った方、自己流の方限定クラスです。 着付講師、着付師は不可です。
※食事会はご希望の方のみ、実費をご負担ください。
■3/14(水) 11:00-13:30 体験レッスン はじめてのキモノ着付 ¥4,320-
■3/24(土) 11:00-13:30 体験レッスン はじめてのキモノ着付 ¥4,320-
■3/28(水) 13:00-15:30 体験レッスン はじめてのキモノ着付 ¥4,320-
■3/31(土) 11:00-13:30 体験レッスン はじめてのキモノ着付 ¥4,320-
※4月スタートのきもの着付基礎クラスの入学金免除特典あり。
■5/1(火) 11:00-13:30 和装ヘアレッスン スタイル4
■5/2(水) 11:00-13:30 和装ヘアレッスン スタイル4
※スタイル4は経験者限定のクラスです。
*************************************************
最後までブログを読んでいただき、ありがとうございます。
ブログ村に参加しています。
ポチっとしていただけると励みになります。
どうぞよろしくお願いいたします。