美しすぎる「文楽」の魅力 | きもの着付とお料理教室 wayori @港区白金

きもの着付とお料理教室 wayori @港区白金

母の影響で子供の頃から日本の伝統衣裳「きもの」をこよなく愛し、日本の伝統食をベースとしたマクロビオティック、
母から受継いだ手作り発酵食品・保存食を日々の暮らしに取り入れています。
お教室やブログを通して、みなさんの暮らしのお役にたてるとうれしいな♪

12日に文楽を観劇して参りました。


観劇の後は、特別に舞台裏をご案内していただき、

人形遣いの吉田勘彌さまにお話しを伺いましたキラキラ

きもの着付とお料理教室 wayori @五反田・池田山



文楽とは、語りの「太夫(たゆう)」・音楽の「三味線」そして、3人で1体を操る

「人形遣い」が三位一体となった伝統芸能です。


歌舞伎や狂言・能は生身の人間が演じますが、文楽はお人形です。


人形遣いが操る人形は、まるで生きているかのなようなしなやかな手

物憂げな目悩ましげな腰つきないはずの足(女の人形)が見えてくるから

不思議です。


しかも、3人で操っているとは思えない、自然な動きです。


人形は台詞を語りませんので、物語はすべて太夫が語ります。


もちろん、男性なのですが、ときに女性の声で泣くのですぅ!

かと思えば、若い男性、お爺さん、子供・・・次々、声色を変えて語り、

観客をどんどん物語へ引き込んでいきます。


それはそれは、ただただ圧巻でございました。


三味線は、ときに激しく、ときに優雅に、ときにしっとりと音色が変わり、

情景の変化が耳からも感じることが出来ます。


まさに、文楽は日本が世界に誇る総合芸術です。


歌舞伎や狂言は役者がテレビドラマ・映画・CM等に出演されることも多く、

親近感がありますが、文楽は演者への先入観がないためか、とても神秘的

感じました。


ぜひ、文楽を観劇しましょうビックリマーク

必ず、感じるものがあるはずですキラキラ



きもの着付とお料理教室 wayori @五反田・池田山-文楽


今回は10名の皆さまとご一緒させていただき、ほとんどの方が初対面でした。

皆さま、エレガントで素敵な方ばかりキラキラ早速、fbでお友達になりました。


このような素敵なご縁をつないでくださったJ様に心より感謝申し上げます。

美男美女の素敵なご夫婦でしたラブラブ


そうそう、wayoriのエレガンスクラスでも、昨年の12月に文楽を観劇しました。

これからも、文楽を皆さんにご紹介していきたいとあらためて思いました。


最後に、この日の装いは黒の江戸小紋です。

1年振りに袖を通しました。


松網四代目・砂川健一さんの作品です。

砂川健一さんは平成2年に伝統工芸士に認定され、平成19年に他界されました。


15年くらい前に誂えたものです。若い時って、渋好みね~。

伝統芸能を観劇するからには、伝統工芸士の着物で!と思い、この装いにニコニコ
きもの着付とお料理教室 wayori @五反田・池田山-文楽


おまけ。

車送迎してくれた夫くんにも感謝です。

いつもありがちゅードキドキ

夫くん、文楽とプリンプリン物語は違うからねにひひ