おはようございます!『プログレス学習教室』の坂田です。
「テスト範囲表が配られてからワークを開いたら、あまりのページ数に気が遠くなった……」
「結局、前日の夜遅くまで提出枠を埋める作業に追われて、解き直す時間がまったく足りなかった」
テストの時期が近づくたびに、そんなふうに机の前で頭を抱えてしまった経験はありませんか?
「今度こそ良い点を取りたい!」という前向きな気持ちがあるのに、直前に時間が足りなくなってしまうのは本当に悔しいですし、もったいないですよね。
実は、テスト直前に追い込まれて手が回らなくなってしまうのは、根性ややる気が足りないせいではありません。
人間は、目の前にあまりにも高くて分厚い壁がドカンと現れると、プレッシャーから心を守るために無意識のうちに行動を後回しにしてしまう性質を持っています。
テスト発表の紙を見てから「うわ、この範囲を全部やらなきゃいけないのか……」と問題集の山を前にした瞬間、どこから手をつければいいのか分からなくなってフリーズしてしまうのは、ごく自然な反応なんですよね。
とはいえ、その結果として答えを写すだけの「作業」で終わってしまい、一番大切な「頭に残すための時間」がないまま本番を迎えてしまうのは、やっぱり避けたいところです。
この直前の焦りから抜け出す一番の近道は、とてもシンプル。
テスト発表を待たずに、普段の生活に「ほんの少しの先回り」を取り入れることです。
今日からできる一番気楽な方法は、学校の授業で新しいところを習ったら、その日のうちにワークを「1ページだけ」解いておくことです。
テスト前に何十ページもまとめて片付けようとすると途方もない重労働に感じられますが、今日授業で聞いたばかりの内容なら、記憶が鮮明なので驚くほどスラスラ手が動きます。
時間にすれば、毎日たった10分か15分程度です。
- 習った直後だから、解くスピードが2倍速い
- 毎日の負担はわずか10〜15分
- テスト発表の日には、提出物の山がすでに消えている
学校の進度に合わせて毎日ほんの少し手を動かしておくだけで、いざテスト発表を迎えたとき、目の前にあるはずだった「課題の山」はすでにほとんど片付いている状態になります。
ワークを進めるときに、ひとつだけ大事なコツがあります。
丸付けをしたあと、間違えてしまった問題や「勘で当たっちゃったな」という問題の番号の横に、鉛筆でちょこんと小さな印をつけておくことです。
そして解説を読んで解き方が分かったら、答えを下敷きや手でサッと隠して、もう一度自分の頭と手の力だけで解き直してみる。
この「自力で解けた!」という感覚を日々の授業に合わせて積み重ねておくと、覚えたことが頭の奥の引き出しにしっかり根を下ろしてくれます。
普段から1ページずつ進めておけば、テスト範囲が発表されたときの景色がガラリと変わります。
周りが「これからワークを片付けなきゃ……」と焦り始めている横で、
「提出物はもう終わっているから、印をつけた苦手な問題だけじっくり解き直そう」
という、圧倒的に有利なスタートラインに立てるからです。
誰かに「勉強しなさい」と急かされて慌てるのではなく、自分のペースでほんの少し先回りしておく。
その小さな選択が、テスト直前の心に大きな余裕と安心感を育ててくれます。
今夜、学校のカバンを開けたら、今日習ったところのワークを1ページだけ、先取りするような気持ちで開いてみませんか?
平日の何気ない10分が、テスト当日のあなたに「ちゃんと準備してきたから大丈夫」という、揺るぎない自信を届けてくれるはずです。
