おはようございます。
プログレス学習教室の坂田です。
テスト前になると、
「今は体を動かさず、ずっと机に向かっていなさい」と言ってしまったり、
部活帰りの疲れた姿を見て「こんなにクタクタで夜の勉強は大丈夫かな…」と心配になったりすることはありませんか?
生徒たちを見ていても、
「勉強時間を確保するために運動を削る」
「疲れるから運動と勉強は切り離す」
と考えている子は少なくありません。
真面目に机に向かおうとする姿勢は本当に素晴らしいのですが、実は最新の脳科学ではまったく逆のことが分かっています。
体を動かすことこそが、脳の回転数を上げる一番のスイッチなのです。

「運動すると体に乳酸がたまって疲れる」
という話を聞いたことがある方も多いと思います。
ですが、これはひと昔前の誤解です。
近年の研究によって、運動で生まれる乳酸は疲れの原因などではなく、脳の神経活動を支える極めて大切なエネルギー源であることが明らかになりました。
軽く体を動かすと、体内で作られた乳酸が血液に乗って記憶の司令塔である「海馬(かいば)」へと運ばれます。
エネルギーをたっぷり受け取った海馬は一気に活性化し、新しい知識をぐんぐん吸収しやすい最高のリフレッシュ状態へと整っていくのです。
机に向かっていて「なんだか文字が頭に入ってこないな」「眠くて集中が続かない…」と感じたとき、気合だけで座り続けるのは得策ではありません。
そんなときは、思い切って一度立ち上がってみましょう!
\ おすすめのプチリフレッシュ法 /
- 部屋の中でぐーっと伸びをして大きく深呼吸する
- その場でスクワットを10回やってみる
- 家の階段をトントンと1往復上り下りする
息が切れるようなハードな運動は必要ありません。
ほんの1〜2分、体がじんわり温まる程度で十分です。
たとえば、「25分集中して、5分休憩の合間に軽く体を動かす」といったリズムを作ると、脳に新鮮なエネルギーが巡り、モヤモヤしていた頭がパッと冴え渡りますよ。
運動と勉強は、時間を奪い合うライバルではなく、お互いを高め合ってくれる最高の相棒です。
今夜テキストを開く前に、まずは肩をぐるっと回したり、その場で軽く足踏みをしたりして、脳へ「今からスタートするよ!」と合図を送ってみませんか?
軽やかに動き出した体が、集中力と「解けた!」という手応えをしっかり引き出してくれるはずです。