こんにちは。『プログレス学習教室』の坂田です。
「問題集を何周も解いているのに、少し聞き方が変わると手が出なくなる」
「時間をかけて机に向かっているのに、知識が身についている実感がない」
そんなふうに悩んでいませんか。
一生懸命ノートに向き合っているからこそ、努力が点数に繋がらない時間は本当に苦しいですし、焦ってしまいますよね。
実は、がんばっているのに成果が出にくいとき、その原因の多くは
「教科書の内容」をサラッと読み流して、いきなり問題演習に飛びついてしまっていることにあります。
「解く」前に、まず土台をつくる
テストが近づくと「早くワークを終わらせなきゃ」「1ページでも多く解かなきゃ」と焦る気持ちはよく分かります。
ですが、言葉の意味や「なぜそうなるのか」という理由があやふやなまま解き方だけを丸暗記しようとするのは、基礎工事をせずに家を建てようとするのと同じです。
教科書は、教育のプロが「どうすれば中学生に一番分かりやすく伝わるか」を考え抜いて作った、いわば最高の解説書です。
ここを丁寧に読み込んで自分のものにする作業は、確かに時間がかかります。
しかし、この「じっくり理解を深める時間」こそが、どんなひねった問題が出ても崩れない本物の思考力を育てるのです。
1段落読んだら「目を離す」工夫
今日から教科書を開くときは、ただ目だけで文章を追いかけるのを一度やめてみましょう。
おすすめなのは、1つの段落や項目を読み終えたら、一度教科書から目を離してみることです。
💡 おすすめの実践方法
「いま書いてあったのは、つまりどういうこと?」と、誰かに教えるつもりで自分の言葉にして声に出してみるのです。
スラスラ言葉に出てくれば、その内容はしっかり自分のものになっています。
もし「ええっと……」と詰まってしまったら、もう一度教科書に目を戻して読み直し、再度目を離して自分の言葉で言い直してみれば大丈夫です。
遠回りに見える道こそが、一番の近道
「読んでは目を離し、自分の言葉で説明する」という地道な繰り返しは、一見するとすごく時間がかかる遠回りのように思えるかもしれません。
ですが、自分の頭と口を使って確認した知識は、単に暗記したものとは比べものにならないほど深く、頭の中に根を張ります。
教科書の1ページとじっくり向き合って得た深い納得感は、テスト本番であなたを助けてくれる最高の武器になります。
最初は進みが遅く感じられても、焦る必要はありません。
じっくりと育てるように深めた知識は、やがてどんな難しい問題も自分の力で解き明かせる大きな力へと変わっていきます。
今夜机に向かうときは、ワークを開く前に、まず教科書をそっと開いてみませんか?
目の前の1行を味わうように読むことから始めてみましょう。
自分の手で理解を重ねていく楽しさを掴んだとき、毎日の勉強はもっと面白く、確かな自信に満ちたものに変わっていきます!
