こんにちは!『プログレス学習教室』の坂田です。
「英単語をノートに何度も書いているのに、全然頭に入らない…」
「教科書をじっくり読んだはずなのに、次の日にはすっかり忘れている…」
机の前でそんなふうにため息をついたことはありませんか?
周りのみんなと同じように一生懸命がんばっているのに自分だけ成果が出ないと、「もしかして自分って記憶力が悪いのかな」と悲しくなってしまいますよね。
一生懸命に時間をかけて向き合っているからこそ、努力が形にならないのは本当に悔しくて、もどかしいものだと思います。保護者の方からも、「うちの子は書く作業が嫌いだから覚えられないのでしょうか」といったご相談をいただくことがよくあります。
諦めるのはまだ早い!覚えられない本当の理由
でも、自分を責める必要はまったくありませんよ!
覚えられないのは、あなたの能力のせいでも、やる気が足りないからでもありません。
ただ単に、脳が一番得意とする「情報の受け取り方」と、いま試している勉強法が少しズレているだけなのです。
人間の脳には、それぞれ得意な「記憶のルート」が存在します。
🧠 脳の記憶ルート(3つのタイプ)
- 目で見た情報を映像のように捉えるのが得意なタイプ
- 耳から聴いた音や言葉で理解するのが得意なタイプ
- 手や体、口を動かしながら体感で覚えるのが得意なタイプ
自分に合わないルートでどれだけ頑張っても、それは「サイズの合わない靴を履いて走っている」ようなもの。
無駄にエネルギーを使ってしまって疲れ果てるのも無理はありません。
逆に、自分の脳が得意なルートさえ分かれば、知識は驚くほどスラスラと頭の中に染み込んでいくようになります。
今日からの勉強で、宝探しをするような感覚で「自分だけの得意ルート」を見つける実験をしてみませんか?
タイプ別!あなたにピッタリな「記憶のルート」
1. 目で見て整理する【視覚タイプ】
教科書のページの配置やイラスト、図解を、丸ごと写真のように頭の中に保存するのが得意なタイプです。
このタイプの方は、ひたすら文字を書き殴るよりも、蛍光ペンで色分けをしたり、自分で簡単な図や矢印を描いて整理したりすると、頭の中が一気にすっきりして覚えやすくなります。
2. 声と音で覚える【聴覚タイプ】
人の解説を聞いたり、自分で発した声を耳に届けたりしたときに一番スムーズに理解できるタイプです。
単語や暗記項目を覚えるときは、部屋の中で自分の声ではっきりと音読してみるのが効果的。
CDなどの音声を聴きながら一緒に発音してみるのも、このタイプにはとても心地よい刺激になります。
3. 体を動かして感覚で覚える【身体感覚タイプ】
机の前にじっと座って文字を眺めているだけだと、脳が退屈してしまいやすいタイプです。
このタイプは、部屋の中を歩きながら声に出してみたり、大きめの文字でガシガシ書いてみたり、誰かに身振り手振りを交えて解説するフリをしてみたりと、体に刺激を与えることで記憶のスイッチがパチンと入ります。
どのタイプでも外せない!記憶を定着させる魔法のステップ
どのタイプであっても、情報を頭に入れたあとに絶対に試してほしい共通のステップがあります。
それは、覚えたはずのページやノートを、手や下敷きでパッと隠してしまうことです。
自分の得意な方法でインプットしたら、間髪入れずに「ええっと、何だったっけ?」と自分の力だけで思い出そうとしてみてください。
自分に合ったルートで頭に入れ、すぐに隠して自力でアウトプットしてみる。
この小さな「できた!」という体験を重ねることで、勉強は「やらされる苦行」から「自分で攻略していく楽しいゲーム」へと変わっていきます。
おわりに:今夜から「自分観察の実験」を始めよう!
自分にピッタリの覚え方という強い武器を手に入れると、これまでの苦労がウソのように、机に向かう時間がワクワクするものへ進化していきます。
今夜暗記のページを開くときは、いつものやり方を一度お休みして、
「今日は声に出してみようかな」「簡単な図を描いてみようかな」と、自分自身を観察する楽しい実験から始めてみませんか?
