こんにちは。『プログレス学習教室』の坂田です。
日曜日の穏やかな午後、いかがお過ごしでしょうか。 新学期が始まって約10日。お子様も新しい環境で気を張って過ごし、この週末はホッと一息つかれていることと思います。
本日は、中学生の保護者の皆様へ、テスト期間に向けた**「家庭での優先順位の整え方」**についてお話しします。
1. 「いつまでスマホを触っているの?」と言いたくなる前に
テストが近づいてくると、家の中の空気が少しピリピリしがちですよね。「勉強しなさい」と言いたくなる気持ち、本当によく分かります。
しかし、多くのお子様にとって「勉強を始める」というのは、とてもエネルギーが必要なことです。特に今の時期は、部活動や趣味、SNSなど、勉強以外に楽しいことや刺激的なことが溢れています。
自立学習ができるようになるためには、根性で頑張るのではなく、「今は勉強が一番重要である」という空気感を家庭全体で作ることが、実は一番の近道です。
2. なぜ「優先順位」が上がらないのか
中学生の脳はまだ発達途中で、目先の楽しさを優先しやすい傾向があります。また、「勉強も大事だけど、友達とのLINEも大事、ゲームもしたい」というように、すべての事柄が同じ平面上に並んでしまっています。
この状態で「勉強しなさい」と言うと、お子様は「自分の好きなことを否定された」と感じ、反発が生まれます。必要なのは否定ではなく、**「期間限定で順位を入れ替える」**という合意形成です。
3. 今日から実践!「テストモード」への切り替えスイッチ
テスト期間中、お子様の自立を促しながら勉強の優先順位を上げるための具体的な関わり方をご提案します。
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① 「期間」と「目標」をセットで確認する 「今日からテストが終わるまでの2週間だけ、勉強を1番、スマホを2番にしよう」と、期間限定であることを伝えます。終わりが見えることで、お子様の心理的ハードルが下がります。
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② 「環境」の優先順位も上げる お子様がリビングで勉強している間は、テレビを消す、あるいは保護者の方も読書や仕事をするなど、「今はみんなで集中する時間だね」という雰囲気を作ってみてください。親が楽しそうにテレビを見ている横で勉強の優先順位を上げるのは、大人でも至難の業です。
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③ 「できて当たり前」を「すごい」に変える 漢字練習を5分した、英単語を10個覚えた。そんな小さな一歩に対して、「テスト前だから当たり前」ではなく、「優先順位を上げられているね」とポジティブな声をかけてあげてください。その承認が、自立学習のガソリンになります。
4. 最後に:保護者様は「名監督」ではなく「名コーチ」に
自立学習の主役は、あくまでもお子様自身です。 保護者様の役割は、無理やり勉強させる「監督」ではなく、お子様が走りやすいようにコースを整える「コーチ」です。
「テスト勉強の期間は、勉強の優先順位を上げていいんだよ(私たちはそれを応援しているよ)」というメッセージが伝わるだけで、お子様の心構えは少しずつ変わっていきます。
明日からまた一週間が始まります。 1学期の中間テストに向けて、まずはご家庭で「来週の小さな目標」を話し合ってみるのはいかがでしょうか。
お子様たちの頑張りを、私たちも精一杯サポートしてまいります!
単なる「お説教」ではなく、お子様が自分で「今はこれをやるべき時だ」と納得できるような、温かい対話のきっかけになれば幸いです。