9月14日
午後
自民党の総裁選挙が行われ
菅官房長官が新しい総裁に選出されました
16日に開かれる臨時国会で
首相に指名される予定です
古代米(黒米)の穂に花が残っていました
麦のように芒(のぎ)がしっかりしています
この芒の色が美しいので
ドライフラワーとしても人気で
道の駅の農産販売所などで売られています
SNSを見ていると
30歳近い女性に、選挙楽しみですね誰に投票するんですか
と聞かれた話が出ていました
先日行われた地味な再編野党の代表選もふくめて
党の代表選には一般の国民に投票権はありません
中学校の公民をしっかり学習しておかないと
赤っ恥をかくことになるので気をつけましょう
その女性にはあれこれ説明したけれどもなかなか納得してもらえず、とにかく選挙権がないことにがっかりされたそうです
それでも、おもしろそうな選挙だと思われている時点で
国民の関心を引くことには成功していますね
たしか小泉元首相の持論でしたか、首相直接選挙が唱えられたこともありました
オンライン投票が実現すると
日本にも直接選ばれる代表が登場する日が来るかもしれません
(天皇の存在がややこしくなりますが)
そうなるとますますポピュリズムが進むことになるでしょうね
以前ちらっとお話ししたかもしれませんが
中学3年生さんは公民分野の学習はまだかもしれませんが
せっかくいい機会ですので
今回の内閣総理大臣指名のプロセスを通じて
日本の選挙制度や議員代表制について学習しておきましょう
日本では
地方公共団体の首長は直接選挙で選出し
国の首相(内閣総理大臣)は
国の代表者(国会議員)の中から国会で選出することになっています(国会は選出(指名)するだけで任命するのは天皇です)
そのため、代表指名のための国会が開かれます
衆議院が解散になり総選挙となった場合は
憲法に規定があって
選挙から30日以内に特別国会(特別会)が開かれて
そこで内閣総理大臣の指名決議が行われるのですが
今回は、首相の辞任にともなう内閣総理大臣の指名なので
16日に内閣の要請で臨時国会(臨時会)が召集される予定です
ともかく
首相(内閣総理大臣)というのは、国会議員の中から、国会によって選ばれますので
一般の国民が選挙に参加する機会はありません
これを議院内閣制(間接民主主義)といいます
ここまでが中学校の公民で学習する内容です
ただ、一政党である自民党の総裁選には(今回はありませんでしたが)一般党員として参加する方法があります
党によって規定がちがいますが
党員投票を行って地方で結果を取りまとめ
地方票として吸い上げるのが一般です
今回は党員投票はなかったのですが
何らかの方法で地方票に反映され
3位だった石破氏の地方票は、2位の岸田氏の3倍近くありました(菅氏は石破氏の2倍ほどでした)
国会議員票は派閥で動きますが、党員票は単純に人気ですね
党員投票のできる与党自民党の党員になるには、
党費を払い党員資格を得る必要があります
言ってみれば党の固定ファンですから
公約などを見て、この党のこの人よりあの党のあの人のほうが働いてくれるかなと、選挙のたびごとに与野党問わずフラフラ投票先を変えている一般人には向きません
どちらにしても、
今日決まったのは
与党第一党である自民党の総裁です
(連立政権ですので与党第二党もあります)
内閣総理大臣は16日の国会で指名されます
だから明後日までは、菅氏はまだ首相ではありません
まちがっても
「今日、新しい首相が誕生したね」などと言って恥をかかないように注意しましょう
