12月19日
和菓子屋さんから、
年末のお餅の予約はいかがですか、と電話がありました
(去年予約したから)
もうそんな時期ですね
きょうは、
雨が降ったり、照ったり、曇ったり、と、
目まぐるしいお天気でした
この時期になると、
地球規模で見ると、さほど大きくない日本列島なのに、
さまざまな気候や天候のところがあるものだと、感心します
同じ日なのに、
東京など東海~関東の太平洋沿岸は、晴天
北陸は、降雪
東北の日本海側~北海道は荒天
西日本はおおむね曇天、だjけど瀬戸内は晴れ
…
近畿地方のなかでも
琵琶湖東岸は雪(関が原~米原は、新幹線がつね徐行)
紀伊山地は曇りだけど沿岸部は晴れ
、
なのに熊野だけなぜか雨、
みたいな…
そりゃ、お雑煮もさまざまできるよね
むしろ、「正月はみんな餅」なのが、奇跡かも
江戸時代には、幕藩体制で、郷土色の濃い文化が根付いていたところに、
まあ、みごとに、
煤払いをして、餅をついて鏡餅を供えて、戸口飾りをし、
歳をとってお年玉をもらい、
お雑煮を食べて、羽子板凧揚げをする
というひとつの伝統が、行きわたっていたことです
いったいどういう広まりかたをしたんでしょうね
方言以上に気になります
冬休み、
年末年始は、
(家族でお年玉をもらいに帰省する人を除いて)
家でのんびり過ごすという小中学生さんも多いことでしょう
テレビを見る機会が増えるかもしれません
中継で全国各地の年始を見ることもあるでしょうから、
文化のちょっとした違いを、見つけてみてはいかがでしょう
ちなみに、奈良では、
昆布だし白味噌のつゆに、
焼くか煮るかした丸餅と、丸く切った大根、里芋(家長は頭芋)、賽の目の豆腐を入れ(京人参やこんにゃくが入ることも)、
お餅は取り出して、甘い黄な粉につけて食べる
というのが伝統らしいです
が、「よそもん」のわたくしどもは、
気分しだいで、すましにしたり白味噌にしたり、
そして、黄な粉はつけません
ま、もとが瀬戸内ですから、(本来は)すまし魚系の雑煮ですね