11月24日
本日。。。
1859年11月24日 チャールズ・ダーウィンがイギリスで『種の起源』を出版
これを記念して、進化の日
1859年(安政6年)、日本では安政の大獄などがあったころですので、幕末ですね
「はじめに神は天と地をつくりたまい…」と、まだ信じている人たちは、
欧米でも、さすがにわずかだったでしょうが、
それでも、人間が進化系のひとつだなんて言われたら、だれもが仰天したことでしょう
神に似せてつくられた人間が他の生物を支配するというキリスト教の教えとは、相いれません
とてつもない非難が巻き起こることも、想像されます
科学的な見地から、自分では正しいと信じていても、
自説を発表・出版するには、相当な勇気が必要だったと思いますね
成績が伸び悩んでいる生徒さんを見ていると、
まちがっていたらいやだから、答えを書かない(で正解を写す)とか、
答え合わせをしたあと、まちがった答えをぜんぶ消してしまうとか、
サルに毛が生えた(なんだか逆だね)程度のニンゲンの、浅はかな抵抗で、
「片腹痛い」ことが多いですね
まちがうときには、徹底してまちがえたほうがいいですよ
学校の提出物をやるときにも、そう
学校の先生は、あなたが答えを写したことなんか、ぜんぶお見通しです
問題を解いている生徒さんには、いつも、
「そんなにできるヤツとはだーれも思っちゃーないから、安心しぃ」
と、盛大にまちがえることを奨励するのですが、
潔くまちがってくれようとする者は、なかなかいません
そして、どうしてだか、まちがった言い訳をあれこれしてくれます
ちょっと勘違いしただけだの、数字を見落としただの、よく読まずにやっただの、
こう(正解)だと思ってたんだけど、どうしてかこう書いちゃった、なんてのもありますけど…
どれもこれも、自分はほんとうはできるのだと、なんとかアピールしたいだけ
(そして、できる限りやり直しを減らして、ちょっとでもラクしたいだけ)
そんな見え見えの虚勢を張っても、すぐにバレます
こちらはプロですから、そこを直すのが仕事ですもん
言い訳はスルーして、解きなおしてもらいます
あんまり言い訳が過ぎると、合っていたものもすべて初めから解きなおし(&ペナルティ)
できない自分を認めることは、勇気のいることですが、そこが進化の第一歩です
答えが、合ってなかったのですから、できてはいなかったのです
それを認めて、やり直して、間違いなくできるようになったら、
そこではじめて、自分はほんとうはできるのだと言いいましょう
「やればできる」は半分幻想、「やらないとできない」のが本当です
たくさん、おぼえて、問題を解いて、たくさんまちがえて、そのたびに解きなおして、
そうやってたくさん勉強しないとできるようにはなりません
定期テストは、そこまでの範囲がちゃーんとできているかどうか、チェックするためのもの
提出物が終わったからといって、安心して勉強しなかったら、結果がこわいよ~
明日は、土曜日で、学校がお休みなので、
ついでに、明後日も日曜日だから、
休みが2日もあるやん、なんて、油断して、
一日中寝てた
に、ならないように、気を付けましょう