10月30日
本日、
たまごかけごはんの日、初恋の日、香りの記念日
なんだか平和で牧歌的な感じのことばが並んでいて、幸せですね
たまごかけごはんと言えば、
明日香村にある「犬養万葉記念館」http://inukai.nara.jp/で
明日香村の棚田米を使ったおいしいたまごかけごはんがいただけます
(つばいちカフェ:卵かけごはんは400円)
こちらは入館無料、書架の本読み放題
ときおり、犬養孝先生の書き込みが入った本があったりして、
(それがお酒の本だったりするので)ふふっと笑みが出てしまいます
明日香の棚田米、おいしいですよねー食べたくなってきた
さて、
入試までどんな受験勉強をするか、この時期どんな勉強をすればいいか、
参考になるのは、入試問題
まず、敵を知らなければなりません
奈良県公立高校入試問題、つぎは、社会を見ていきましょう
こちらのページから、問題を見ることができます(奈良県教育委員会のページ)
http://www.pref.nara.jp/46597.htm
奈良県の特徴は、なんといっても歴史偏重
29年度の大問🈩(歴史)の配点は、50点満点中23点もあります
およそ半分
1点問題がいくつかあるので、
地理や公民に比べると、配点だけでなく、問題数も多めです
29年度は文化がテーマになっていたので、どの時代も出題されていましたが、
毎年、基本的に古代重視
飛鳥、奈良時代は必出です(ことしも、「聖武天皇」が答えになる問いがありました)
ま、奈良ですから、当然ですよね
記号で答える問題もあり、語句で答える問題もあり、「簡潔に書け」もありますが、
この、「『○○』を用いて簡潔に書け」の配点が、
残念ながら、労力のわりにはあまり高くありません(2~3点)
ただ、書かないと答案用紙がスカスカになって見栄えがよくないので、
2月の私立高校入試が終わったら、記述の練習をしましょう
(スカスカの答案用紙は、採点する側のテンションを下げますので、必要以上にシビアにつけられてしまう可能性があります)
歴史にも地理にも、地図を見て答える問題があります
地図は社会科の基本です
地理には、表やグラフを見て答える問題が出題されています
表やグラフなどの資料から考えることも、社会科の基本です
奈良県の公立高校入試問題の社会は、全般に、基本重視の問題になっています
29年度の平均点は、31.7点/50点満点でした
(毎年30点前後になっているようです)
「記述も完璧にして満点」はちょっとむずかしいかもしれませんが、
8割は、じゅうぶん得点できる内容のテストです
じっさい、得点分布のピークは、40~44点になっています
(29年度はすこし易しめだったようで、例年は、35~39が多い)
ということは、
社会の得意なひとには、残念なお知らせですが、
ほかの不得意な科目を、社会で挽回することは、考えないほうがよさそうです
公立高校入試だけ取り上げれば、
この時期は、社会の勉強時間をすこし削ってほかの苦手な科目の勉強に当てるのが、得策かもしれません
社会が苦手なひとは、社会を捨てずに、易しめの問題集を1冊最後までやるのがよさそうです
解く問題集を選ぶときには、地図や表やグラフを多用してあるものを選びましょう
中学1年生さんや2年生さんは、いま、学校の勉強をしっかりしておけば、
社会の受験勉強はラクになりそうですね
まとめ
奈良県公立高校入試社会科の問題は、歴史重視の基本問題
→平均点高めなので、ほかの科目を社会でカバーするのはちょっとむずかしい