10月18日
本日、冷凍食品の日
冷凍の凍(10)と、冷凍食品の標準管理温度がマイナス18℃であることから、社団法人日本冷凍食品協会が1986年に制定。
ついでに、1867年10月18日、アメリカ合衆国が、財政難に苦しんでいたロシアから、アラスカを720万ドルで購入しました。1㎢あたり5ドルだそうです。
歴史を勉強した生徒さんたちは、1867年といえば、「大政奉還」と答えてくれるでしょうね
中学1年生になって、本格的に世界地理の学習を始めるのですが、
きっと、それまでにも疑問に感じていたのでしょうね、
よく、「アメリカって、なんで二つあるの」と聞かれます
アラスカ州は大きいので、アメリカが二つに分裂しているように見えるらしいです
ロシアから買った、というと、ふーんと納得
こちらは、よく納得できるなーと、感心してしまいます
戦争で領土を取ったり取られたりなんてことがあるのは、
是非はともかく、わからなくはないものの、
アラスカほどの広い領土を、そこに暮らしている人がいるのに、ほいよっと、簡単に売ったり買ったりできるもんかねぇ
と、ちょっと違和感をおぼえてしまうのですが、うーん…頭固いねー
帝政ロシアにとってのアラスカは、「720万ドルで売っちゃう」程度の領土だったのかもしれません
樺太千島交換条約などを考えてみると、
帝政ロシアって、シベリアから東に関しては、なんだかいい加減
ヨーロッパから遠く離れた最果てで、冬には海が凍りつくオホーツクなんて、興味なかったのかなー
アメリカにアラスカを売ったのはロシア、
現在も、国名はロシア
ただ、小中高の社会科学習時代に「ソビエト連邦」だったためか、
生まれてこのかたで言うと、「ソ連」よりも「ロシア」のほうが長くなっているのに
むちゃするのは「ソ連」という感じがしてしまいますねー
プーチンのおかげでやんちゃな「ロシア」にもだいぶんなじみが出たけどね
だから、アラスカ州を地理で勉強したとき、
「ロシアから購入」よりも、イメージとしては、「ソ連から購入」
ぜんぜん違うんですけどね
世界史ではじめて理解した感じでした
中学校の社会科は、世界のことを正しく理解する入り口ですよね
中学生さんがまだ足を踏み入れていない世間という場所は、あんがいせまいものですから、
どっぷり浸かっていると「井の中の蛙」になってしまうかもしれません
それに、せっかく無限の世界が広がっているインターネットなのに、
閉じこもれば、どこまでも狭い世界にもできたりして、気づけば蛙状態(反省)
中学生のみなさんには、
教科書をすみずみまで読んで、
広目天みたいに遠くまで見通せる目を持ってほしいものです
さて、中間フェス
1日目が終わっても油断厳禁・昼寝厳禁
ですよ