9月26日
本日、いい秋晴れなのですが、
かつて、台風接近の特異日だったようです(黄色の下線)
気象庁のHPより
こうしてみると、伊勢湾台風は群を抜いているのですが、
じっさい、上陸(潮岬の西)したときの中心気圧も強烈で、929hPa
瞬間最大風速は軽く50m/sを超えていました
ビニールハウスは吹っ飛んでしまいますし、プレハブの小屋だったら、屋根や壁が飛びそうです
ただ、台風に対する備えは年々進んでいるので、
同じ規模の台風がいまやってきたら、これほどの被害には、ならないかもしれません
9月は雨台風になることが多く、10月は風台風で、農作物への被害が大きいとは、聞くのですが、
平成16年の台風23号は、10月も下旬に来たのに、相当な雨台風ですよね
近ごろ、気候が不安定で、伊勢湾台風並みのスーパータイフーンが増えてきました
磁気嵐もやってきたし、バリでは火山が噴火しそう
太陽が活発な時期に入って、地球が鳴動しているのかもしれません
人間の力では、どうにもならないけど、
温暖化防止には、微力でも協力したいな
江戸時代後半の1770年、太陽からの磁気嵐がものすごくて、日本でもオーロラが見えたそうですね
1770年代は、元号では、明和から安永にかけて
明和九年に、目黒行人坂の大火が起きて江戸の半分が焼け、「めいわく」な火事と、揶揄されたせいか、
その年に安永と改元
安永8年(1779年)には、桜島が大噴火を起こし、その年の末に平賀源内が牢死しています
このころ、天災はけっこう起きつつも、世相は(in 江戸)プチバブル
というのが、田沼意次が老中で、重商主義政策を行っていた時代なんですね
ところが、安永から代わった天明2年(1783年)、暖冬冷夏で東北が凶作に見舞われ、
さらに翌天明3年(1784年)には、浅間山が大噴火
岩木山の噴火もあって、東日本の凶作は、1年では終わりませんでした(天明の大ききん)
やがて、プチバブルの江戸にも凶作が影を落とし始めます
江戸の民の口に入る米は東日本の不作で足りず、大坂から米を回送しても追いつかず、
江戸町民の不満は、しだいに怨嗟に変わり始めました
そんな折、田沼の息子の意知が、ごく個人的ないざこざから、江戸城内で殺されてしまいます
天明6年、不作と飢饉の責任を取るかたちで田沼は老中を解任され(将軍の逝去によるものです)、
やがて、松平定信が老中筆頭となって、寛政の改革が行われることになるのです
江戸中期から後期にかけては、地球が活動期にあったのかもしれません、
多くの地震や噴火が発生しています
そして、そのたびに飢饉もあったようです
ま、いま噴火や地震が起きても、もともと食料自給率は低いのですから、飢饉にはならないでしょうけどね
とはいえ、物価は、確実に高くなりますよねぇ。。。
そして、磁気嵐は、
こんなに通信機器の発達した時代ですから、江戸時代とちがって、確実に生活に影響を及ぼしそう
人間の力では、どうしようもないのでしょうけど