奈良盆地、
昨年に比べると、今年の気候はかなりゆっくり進んでいる感じがします
そのおかげか、花粉の終息もちょっと遅い
桜の季節、
にも
にも、マスクはジャマだぞ
コマッタ
奈良公園にも春が来て、外歩きにいい季節になってきました
そして、ますます増える旅行のひとたち
カメラをもって、鹿さんたちにまっしぐらなのですが、
ごくたまに、「それ、イジメです」と言いたくなる光景が見かけられます
鹿せんべいを見せておびき寄せ、首根っこをつかまえて、鹿を抱えて自撮り
鹿はいやがって頭を振り回します
危ないなーと思うこともあります
いぜんは、鹿せんべい売りのそばには、若いメスジカも多くいて、
優雅な動作で愛嬌をふりまいていたのですが、
最近は、体の大きなオスばかり
たくさんせんべいをもらえることがわかって、占拠している感じです
からだのちいさな子鹿やメスジカは、なかなかおいしいおやつにありつけません
奈良公園の風物「鹿せんべい」ですが、ちょっと悪者に思えてきます
奈良の鹿は、天然記念物で、野生生物です
日本人のなかにも、勘違いしているひとがいたりしますから、
外国人観光客の多くが、「放し飼いの鹿」と思っていても無理はないのですが、
ふれあい牧場のポニーや羊とは、根本的に異なるもので、
もともと触れ合うように育てられているわけではありません
鹿せんべいは、鹿のおやつ(売り上げは、鹿保護に使われるそうです)、
主食は、公園の草や木の芽や木の実
夜になったら公園の奥のほうで思い思いに寝ます
鹿寄せ(早春の部はもう終了しました)に、全力で走って来る鹿のかわいらしいこと
鹿に触りたいだけのひとたちは、興福寺や春日大社や東大寺の中に入らず、
(あることも知らないかもしれない)
奈良公園の入り口で鹿と記念撮影をしたら、さっさと大阪などに、移動してしまいます
そんな観光客が増えた気がします
鹿をつかって観光客をおびき寄せても、これでは、あまり効果がない
巨大な大仏さまに愛らしい古い仏像たち
あをによし、きれいになった春日大社の社殿
鹿だけじゃない、奈良のユニークさをもっとたくさん知ってほしいですよね
ところで、奈良公園は、枝垂れから八重まで、桜がながーく楽しめます(点々としてるけど)
まずは、氷室神社のさきがけ桜
まだかなー
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