ようやく、梅の季節ですね
ことしは、すこし遅い感じがします
庭木に向かない桜とちがって
梅はあちこちの庭に植えられているので、
電車の車窓からも、淡い花が点々と見えて、はなやかです
きょう、奈良公園に行く用があったので、
ちょっと梅園をのぞいてきました
曇り、たまに晴れ、ときおり、雨粒が落ちてくるという、
なんともややこしいお天気
卒業式があったようで、記念撮影の場所をさがす袴姿の女子4名
袴姿が珍しいのか、キャリーケースを引いた観光客がいっしょに写真を撮っていました
この4人は、そのあと、浮見堂へ
キャリーケースは、鹿のフンの転がる芝の上をゴロゴロさせながら、二の鳥居方面へ
八窓亭
梅林のなかにあります
四隅にある監視カメラが、ちょっと無粋なんですよね
雲、斑に厚め、紅梅紅し
窓の梅(すみません、ちょっと見えにくい)
馬酔木のつぼみがだいぶん大きくなっていました
晴れたら、暖かくて気持ちいいね(さっき、袴さんたちが撮影していたところです)
梅の花びら、おいしいね
じつは、ここ、ポケモンの「イワーク」の巣でした
さて、奈良公園といえば、もともと大半が興福寺の境内だったところです
その、興福寺では、いろいろと修復・復元中ですが
耐震工事に入っている国宝館の収蔵品が、場所を変えて展示されています
今日から仮講堂(ふだんは非公開)で、
「阿修羅ー天平乾漆群像展」
(天平の乾漆像や鎌倉期の木像などを堂内に集めて展示)
が、開催されています(七〇〇円、東金堂の金銅仏展(洒落かなー?)と共通九〇〇円)
阿修羅って、やっぱり人気なんですね、冠展示をもつなんて
八部衆勢ぞろい、十大弟子も現存六体がそろって、
脱活乾漆の天国
しかも、「本尊(仮)」阿弥陀如来の前面に天燈鬼・龍燈鬼(カワイイ)、さらに、華原馨、と、
仏像好きにはたまらない素晴らしさ(堂内ほぼ国宝です)
国宝館では見られない形での展示になっていますので、機会があれば、ぜひ、行ってみてください
やっぱり、お仏像はお堂で拝見するに限りますね