受験シーズン | プログレス学習教室 橿原市

プログレス学習教室 橿原市

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大学受験の指定校推薦などは、
8月や9月に決定して
そのあと入学予定の大学から課題を出されたり、
なんて話はよく聞くのですが、
じつは、高校にも似たようなシステムがあります
特別推薦とか、A推薦とか
呼び名はさまざまですが、
特定の私立高校や高専に、
中学校から推薦を受けて受験するもので、
一般入試前のこの時期には、
合否がもう決定しています
早く決定すると、
本人をはじめとして、ご家族のみなさんも
早く肩の荷が下りるので、ありがたいのですが
受かっても、誰にも言えないし、浮かれることもできないのが
中学生にはつらいところです
(受験したことも黙っていないといけなかったりする)
しかも、高校によっては、
一般の入試も形だけ受けないといけなかったりして
けっきょく、合格通知を受け取るまで、ドキドキして過ごす
なんてこともあります
入学試験って、なんにしても、大変なんですね
 
大学受験は、私立大学の多くが、
同じ学部学科を何度も受験できる機会を設けています
すこしずつ受験スタイルを変えて
(3教科型や2教科型、全学総合や学部別)
A日程とか、総合日程とか、
そのたびに、学科の募集人数を分けて少人数ずつ募集しますので、
何度も受験できる代わりに、そのたびに受験料を支払うことになります
合格するひとは、どの日程でも合格したり、
合格できないひとは、どの日程も不合格だったり、
大学側にとっては、
受験機会を増やす=受験料収入が増える
という利点がありますが、
受験する側にとっては、
受験料がかさむ、あまりありがたくないシステムで、
なかには、
入試の受験料だけでひとつの大学に30万円以上かかってしまう受験生がいます
オヤクニンも天下り先を確保するために大学の経営をラクにしてやらないといけませんから
センター試験がなくなってあたらしい共通テストができても、
こんな受験生イジメのようなシステムはなくならないのでしょう
 
日本は、一時期ほどではないとはいえ、いまも学歴社会ですが、
それでも、ブランドが通用するのは一部の有名大学のみ
大学生になったら、
大学生という身分保障ができた期間を利用して、
資格試験を受けるなり、
あちこち旅をして見聞を広めるなり、
なにか自分に合った豊かな時間の過ごしかたをしてほしい気がしますね
そして、将来の自分について、日本について、地球について、
いろいろ思いを巡らしてほしい気がします