富山経済同友会研修の「ごきげんよう職場訪問」に参加した。
今回は首都圏方面で、普段接することのない異業種の会社が多く、話題のゴーン会長の日産自動車も入っていて、興味津々だ。
始めの訪問は、みずほ銀行本店。そびえ建つ大手町タワービルの中に入っていく。
まず会議室で、調査本部主任研究員の岡田豊さんの「中枢中核都市の振興と富山~今後の地方創生の方向性を探る」講習を受けた。
岡田豊さんの講習
大都市圏では、都心回帰が進み、郊外での人口が急減している。製造業が盛んな都市では、就職時の女性の流出が目立つことや、サービス業が盛んな都市では、20代前半の女性の流入が目立つが、20代後半以降では流出が目立つなど。
これからは、地域資源を生かしたサービスの高付加価値化や、「職・住・遊」の近接を重視した街づくりを追求すべきなどの提言があった。
具体的な統計表を示してのお話には説得力があり、弊社も新しいビジネスモデルを考えねばと大いに刺激を受けた。
次に、1階の千葉県より移植した樹林の一角にある慰霊碑へ。
慰霊碑のある樹林
アメリカ同時テロで亡くなったみずほ銀行の前身富士銀行の社員の方々のエピソードを話された。
一機がビルに突っ込んだ後、全員で1階に避難したときに、このビルは安全ですとのアナウンスが流れたそうだ。本社に連絡しなければと、23階に戻った所に次の飛行機が突っ込んできたと。600度の熱で跡形もなく焼き尽くされ何も残らなかったそう。
仲間の社員が、崩れたビルの鉄の塊を日本に持ち帰り、慰霊碑となっているのだ。
崩壊したビルの残骸
全員で黙祷を捧げた。翌朝まで複雑な気持ちがあとを引き、涙が溢れた。
その後、最上階にあるみずほ貴賓室へ。
東京の街が一望できるパノラマに思わず顔がほころぶ。
皇居
皇居を眺めながらのお昼ご飯は、格別に美味だった。
昼食
デザート
次回はANAケータリングサービスや、栃木の日産自動車工場へ訪問♪








