被災した熊本城を視察しました。

熊本城は、加藤清正公が約400年前に7年の歳月をかけ築城した名城です。
西南戦争の際にも難攻不落の堅牢な城として天下に知らしめました。

最大震度7の激震を2度受けて、石垣の崩落などが64箇所、国指定重要文化財13棟が全て破損した状態になりました。

熊本城にて

 

 

 

 

 

テレビなどの報道で繰り返し見てはいましたが、実際現場に立ってみると、胸が締め付けられるような痛みを感じました。
元の美しい城に戻るには20年かかるそうが、私は80うん歳になってしまいます。元気にもう一度以前の勇姿を眺めたいと願います。

 

懇親会は、日航ホテル内のAにて中華料理をいただきました。

このホテルの春雨五目ラーメンは有名で、美智子妃殿下も完食されてレシピを教えて欲しいと仰られたとか。朝食にいただきましたが、美味でした。

 

前菜

フカヒレコーンスープ

北京ダック

海鮮野菜炒め

海老の五目豆鼓炒め

牛肉と茸と炒めもの

五目炒飯

フルーツ杏仁豆腐

 

翌日は、バスで午前中山鹿市内と八千代座を視察しました。
八千代座は、明治43年に建設された芝居小屋です。
開業以来様々な興行を行い、山鹿に賑わいをもたらしましたが、客足が遠のき昭和には映画館となり、テレビの普及により閉館。
人がいなくなった小屋は荒れ果て、屋根には穴が・・・
不要といわれた八千代座を救うために立ち上がったのが、地元の老人やと若者たちだそうです。
30年を超える復興活動を実施し、国の重要文化財指定を受けて「平成の大修理」が行われ、平成13年から現代の芝居小屋として活動。
坂東玉三郎さんの舞踊公演や、歌舞伎の市川海老蔵さんなども公演されています。

八千代座

坂東玉三郎さんの衣装

 

 

詳しい説明を受けました。

 

舞台中央には、廻り舞台がありスッポンと呼ばれる仕掛けなども珍しく、それはそれは手の込んだ素晴らしい造りで、感嘆感動でした。
その舞台で八尾のおわら踊りと似ているといわれる哀調を帯びた「山鹿踊り」を舞っていただきました。

 

山鹿踊り

 

 

記念にパチリ!

地下の奈落

 

踊りが終わってから、地下に降りて奈落廻り舞台を体験しました。
ずっしりと重く体力勝負です。
いつか坂東玉三郎さんの舞踊を八千代座でぜひ鑑賞できたらと思います。

 

最終回は熊本蒲島知事や熊本経済同友会との意見交換会、阿蘇視察です。
乞うご期待♪