立秋とは名のみの暑い日が続いていますね。


熱中症にならないように水分を多めに摂っておられることでしょう。
夜眠れなかったり、冷房の効いた部屋から暑い屋外へ何度も出入りする、温度差による疲れなどが重なると、消化吸収の低下や代謝が悪くなって内臓もバテてしまいます。

体が重い、食欲不振、だるさ、むくみなどのいわゆる夏バテの症状となるわけです。

東洋医学ではそういう状態を「水毒」(水の毒)と言います。

すごい言葉ですが、和漢膳を上手に体に取り入れてバランスの崩れを整えてくださいね。


夏バテ解消ポイントの、

1つ目は、ナス、トマト、冬瓜、キュウリ、メロンなどの体を冷やし、余分な水分を体外に出す、むくみをとる食品を摂る。

2つ目は、白身魚、鶏むね肉、キャベツ、紫蘇、長芋、じゃが芋、梅干しなどの消化がよく、胃腸に優しい食材を摂る。

3つ目は、イライラを鎮め、「心」によい赤色と苦味の食材の、小豆、スイカ、セロリ、ゴーヤ、パセリなどをしっかり食べる。

そこにプラス、和漢食材の胃腸に優しい高麗人参と、むくみ改善に良いハトムギがオススメです。

和漢膳で残暑を元気に乗り切ってくださいね。


上記の食材がふんだんに使われた日本料理を食したら、翌日は元気もりもりでしたよ♪




焼き茄子ゼリー寄せのとろろがけ




時季の御造り盛合わせ




海老と夏野菜の吉野煮




鮎塩焼き



新丸十栂尾煮、枝豆カステラ

芥子蓮根、サーモン奉書串

青紅葉



無花果白扇揚げと

平目アスパラ巻きの煎出汁がけ

金時草、針葱、紅葉おろし



鶏笹身と繊野菜の沢煮仕立て御飯

水茄子の浅漬けと胡瓜醤油漬け



白玉と季節のフルーツポンチサイダー