師走に入り、気忙しく忘年会、年末懇親会などが続いておられる方も多いのではないでしょうか?
板倉のある日の忘年会でいただいた中華料理をご紹介しますね。
カスタード入りココナッツ団子とマンゴー寄せ
さて、富山経済同友会の定例会・年末懇親会が、12月9日に開催されました。
定例会の講演は、雑誌『プレジデント』元編集長でジャーナリストの清丸(せいまる)憲三郎さんをお迎えし、演題「北陸資本主義」~地方創生のモデルは北陸・富山にあり!~でお話しを伺いました。
プレジデントの編集者として、各界著名な経営者を取材したエピソードも興味深かったのですが、ずばり富山県の県民性や今後発展するためのご意見はとても面白かったです。
「どうも富山県のお役人は、富山県は産業・工業県であるとの思いから、物づくりに重きをおく政策を重視する傾向と見受けられます。
長い間、形のあるもの・具体的なものに重きをおいた教育をしてきたがために、文化に理解がある夢想する人材が育たなかった」と。
「これからは組立型産業、素材型産業、物づくりだけが確かなものとは言えません。
これだけの雄大な自然がある富山県ですから、それを活かした観光立国、情報化、文化そして食べ物の魅力を発信していったらどうか。
薬都富山を活かしたテーマパークは魅力的だし、秋田県にある龍角散のように地産の生薬を使った薬の提供や、薬膳でのおもてなしなどもよいのでは」と提案されました。
30年間薬都富山から薬膳を根付かせる普及活動や休耕田に生薬を植えようと提案してきた板倉は、嬉しくて感動でした。
私たち和漢膳の食材として必要な生薬は、ほとんど国産は手に入らないし、あっても高価なのです。
例えば紅花を作れば紅花油にも、いろいろな和漢食材としても使えますし、生薬作りは新しい農業の活性化にも繋がると思います。
紅花
医療費削減に予防食和漢膳は、さらに注目を浴び国産生薬が必要となる日は近いと考えます。
東京のホテルの部屋から写した日の出です。
太陽の光はエネルギーが体に充ち満ちてきます。
いずれ日本産の生薬で和漢膳が作れる日を実現しようと思います。
皆さん、応援してくださいね m(__)m







