震災から27日目となり(4/6現在)、避難所での不自由な暮らしにお疲れや不調が出ておられる方も多いと思います。
阪神・淡路大震災の時もそうでしたが、地震では助かっても、その後のストレスや栄養バランスの崩れからか、亡くなった方が大勢おられました。
今回も同様なことが起きていると聞くにつれ、心が痛みます。
非常食中心の食事では、炭水化物がどうしても多くなり、免疫力を高める野菜や果物が不足しがちです。
当然乳製品も摂れないでしょうから、カルシウム不足でイライラや不安感もつのります。
和漢膳(薬膳)では、健康のバロメーターを気・血・水で表します。
「気」とは形のない働きを指し、全ての原動力となるいわば生命エネルギーのようなもので、元気、勇気、気合い、気落ちするなどの「気」です。
気が不足したり、気が滞ると色々な症状が表れます。
だるい、疲れやすい、イライラしやすい、下痢、むくみ、風邪をひきやすいなどです。
まさに、被災者の方々の身体の状態ではないかと思います。
そこで、少しでも野菜不足を補う野草クッキングをご提案します。
これから被災地もだんだんと春めいてきます。周りに芽吹く野草やお花を食べてみませんか?
意外な美味しさにびっくりしますよ。
野草ではつくし、タンポポの葉、ハコベ、スベリヒユ、ヨモギ、ハハコグサ、アザミ、ノビル、シロツメグサなどがお勧めです。
さっとゆがいて、和え物や煮物、炒めもの、粥、サラダにどうぞ。
花はスミレが美味しく、栄養豊かです。
成分のルチンは活性酸素除去作用がありますので、放射能除去にも良いですね。
サラダにお浸し、和え物にお使いください。
タンポポの花はサラダや天ぷらに美味。
調味料が無ければ、そのままか塩を振ってお食べくださいね。
ハーブ寿司
たんぽぽサラダ ホットドレッシング
「災い転じて福となす」となるように、国のグランドデザインを変える良いきっかけです。
復興には、今までのようなエネルギー社会から、省エネルギー社会へ転換せざるを得なくなるでしょう。
「食」も、身近なものに目を向けて、たくましく食べて元気に生き抜いていきましょう。
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