我が家のしだれ桜の花芽がふくらみ、ふきのとうが顔を出しました。
雪深かった北陸にも少しづつ春の足音が近づいています。
そんな中、富山大学和漢研未病研究部門の記念講演会が開催されました。
富山大学和漢医薬総合研究所所長の門田先生のご挨拶から始まり、9名の先生方の講演がありました。
中国からは広東省中委員医医院副院長 教授の楊志敏先生をお招きし、「中国における未病研究と治未病のとりくみ」のお話を伺いました。
楊志敏先生
楊先生のお話のポイントです。
『9の体質別に分け、陰陽のバランスを整えることに心を砕いています。生命の源である「腎」は、男性は40歳、女性は35歳から下り坂になるので、腎気を養うことが大切です。
足裏の土踏まずの上をマッサージしたり、腎と歯は密接な繋がりがあるので、舌を口の中でクルクルゆっくり回し、唾液の分泌を促して飲み込むと良いです。「腎」を高める食材のラム肉、くるみ、ゴマ、なまこ、そして鹿茸(ロクジョウ)を食べると良いでしょう。』
病気ではなく「人」を診て、治未病への取り組みをされているお話に、とても感銘を受けました。
ちょっと恥ずかしかったですが、講演後手を挙げて質問をさせていただきました。
「クコの実や白きくらげなど、体質に作用しない薬膳食材は別として、例えば血圧が高い方には杜仲や黄耆、決明子、クマ笹などのお茶や薬膳をお勧めします。薬膳と漢方薬がバッティングし、支障が出る場合もあるかと思いますが、治療の現場ではどのように連携なさっておられますか?」
通訳を介してなので上手く伝わらなかったのか、高血圧の体質別の処方のお答えをされました。ちょぴり残念・・・
あと糖尿病や、鍼灸でのガンの緩和ケアの取り組みのお話がとても面白かったので、次回へ続きます。お楽しみに。
許先生、楊先生とパチリ
上馬場先生、楊先生とパチリ
国際薬膳食育学会のホームページに、掲示板コーナー ができました。ぜひ、遊びにいらして、書き込みしてくださいね。
お待ちしてま~す!
3月3日(大安)、フェイスブックデビュー をしました!
こまめに書きたいと思っていますので、お友達になってくださいねm(_ _ )m
3月10日にツイッターデビューもしました!
さっそくつぶやきましたので、お読みくださいね。
-----------------------------------------
●薬膳をもっと知りたい!薬膳を学んでみたい!
国際薬膳食育師の資格にご興味のある方は,
【一般社団法人 国際薬膳食育学会】 公式サイト
をご覧ください。
●薬膳食材を買って食べてみたい!!そんな方はぜひ、
【薬膳ハウス】 へ遊びに来てくださいね♪
【薬膳ハウス】 ではメルマガを配信中☆ お得でためになる薬膳の情報満載の
[薬膳の第一人者 板倉啓子の「漢方流健幸のツボ」]
ご登録は↓まぐまぐにて♪
-----------------------------------------





