恩師の檜山先生よりぶどうが届きました。

早速いただくと、甘い香りとともにみずみずしい果汁が口いっぱいに広がり、しあわせ、幸せ。猛暑の日々ですが、かすかに秋の足音を実感しました。


疲れが癒えました。

それもそのはず、ヨーロッパでは「畑のミルク」と呼ばれているほど、栄養豊かな果物です。

皆さまご存知の「ブドウ糖」はその名のとおりブドウから発見された成分で、体に入るとすぐにエネルギーに変わりますので、疲労回復に抜群の効果を発揮します。

特に脳はブドウ糖のみがエネルギー源ですので、脳の活性化にオススメですよ。


ブドウの粒が白い粉のようなもので覆われていたり、リンゴの表面がベトベトしていたりすると、「農薬が残っているのかしら?」と思われることがあるかもしれませんが、これは残留農薬ではありません。

ブドウの白い粉は「ブルーム(花粉)」と言われるもので、水分の蒸散を防ぎ、病気の侵入を防ぐためにブドウ自信が作り出している物なのです。


リンゴの表面がベトベトするのは、果肉中にリノール酸が増えて、食べ頃になったよ~というサインです。


今年の猛暑は、果物の病気や甘さ、形状に影響が出ているようで、心配です。

富山は美味しい梨の産地でもあり、大好きな幸水が出回る時期ですが、影響が無いことを祈ります。


薬膳では、梨は咳止めにも効くとされ、空気が乾燥している秋口にはよいですね。また、成分のクエン酸、アスパラギン酸は、新陳代謝を高め、疲労回復に効果的です。

これから夏バテが出る時期です。栄養豊かな旬のフルーツをしっかり食べて、夏バテを解消しましょう。



今年もまた利賀村で開催されている鈴木忠志さんのSCOTの演劇を観に行ってきました。

今年の演目は「シラノ・ド・ベルジュラック」で、「椿姫」とともに日本人に親しまれたフランスが生んだ2大純愛物語です。

なんと鈴木さんは主人公のシラノを武士に置き換え、織り成す人間模様を演出されました。

独特の台詞の言い回しには、なかなか普通の舞台のように感情移入が難しかったですが・・・。


鈴木さんが、雪のチラチラ舞うシーンを花火で表現しましたと冒頭のご挨拶に話されたとおり、噴水の如く、花びらの如く、花火が上がる様は圧巻でした。

昨年は女優の吉行和子さんにお目にかかりましたが、今年はなんと世界的建築家、磯崎新先生にお会いし、うれしかったです。

以前お目にかかった時も感じましたが、今回も磯崎先生のオーラはすごかったです。


恒例の鏡開きは石井富山県知事でなされましたが、今年は樽が一つで枡が紙コップになり、デフレの影響かとちょっぴり寂しさが募りました。


やはり山深い利賀村です。長袖が必要なくらいのひんやり涼しい陽気で、すっかり秋の佇まいでした。


メンターけいこのおいしいトーク

鈴木忠志さんのご挨拶



メンターけいこのおいしいトーク

舞台の模様


メンターけいこのおいしいトーク

準主役クリスチャン役の藤本康宏さんとパチリ



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