富山市の呉羽丘陵にある動物園『ファミリーパーク 』の8月の夏休み企画、土曜日夜間開放に行ってきました。
子どもが小さい頃行ったきりですので、十数年ぶりの動物園です。このファミリーパークは「動物」「里山」「地域」の三本柱をテーマに掲げ、人も森も元気になる新しい里山を目指し、市民が気軽に集える場にしたいと頑張っている動物園です。
園内に足を踏み入れると、里山のフィトンチッド効果でしょうか、木々の香りに包まれ歩くだけでとても幸せな気持ちになり「来てよかった!」と思いました。
それぞれ動物の厩舎前には飼育員の方々がおられ、わかりやすく説明をしてくださいます。ニホンカモシカでは、「桑の葉を食べさせてやって下さい」と桑の葉を渡され、カモシカに恐る恐る葉を差し出したら、むしゃむしゃと美味しそうに食べてくれました。愛らしい瞳と目が合ってアイコンタクト!うれしくなりました。
ニホンカモシカは桑の葉をムシャムシャ
トラや絶滅種指定のヤマネコの餌やりも、わくわくしながら見ました。沖縄のネマネコは一万頭ぐらいしかおらず、ウィルス感染など万が一を考え、全国の動物園で飼育されているそうです。家庭の猫のような可愛らしい顔をしていますが、人には絶対慣れないそうですよ。
サル山に行く途中の暗い道に、動物のレントゲン写真がライトアップされています。ウサギやヘビが鳥を飲み込んだ時の写真など残酷ですが、自然界の輪廻と興味深く見ました。
マイヅル親子の話も面白く、つがいで夫婦仲も良いのですがツルは縄張り意識が高く、繁殖期になるとわが子でもくちばしで突いて縄張りから追い出すそうです。なので昨年生まれた「ツルリンちゃん(?)」も1人で寂しく檻に居ます。飼育員の方が草むしりで檻の塀に近づこうものなら長いくちばしで突いて威嚇するそうです。「誰に餌を貰っているのだ!」と、何年経ってもこの状態なので、時々ムカつくそうです(笑)。
趣向を凝らして飽きさせないように私達を楽しませてくれます。ツキノワグマとライオンの食べ物の違いを見せて、骨格や歯型が違ってくる説明を実際の骨格標本でされるのも、ためになりました。
フェーン現象の暑さを忘れ、心から楽しめた夏の夜のひとときでした。大人でも充分楽しめますので、ぜひ親子で遊びに行ってくださいね。超おすすめコースですよ。
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