明日7月24日は「土用丑の日」です。香ばしい鰻の匂いが魚屋さんや鰻店、スーパーから漂ってくることでしょう。


 鰻は縄文時代から日本、中国、ヨーロッパでも食べられてきました。日本から2千キロ離れたマリアナ付近で産卵。柳の葉のような形をしていて、黒潮に乗って約6ヶ月掛けて日本や中国、台湾の沿岸へやって来ます。川や湖で10年過ごし、太平洋マリアナ諸島まで旅をします。

 鰻はビタミンAやB群、C、E、ミネラル、カルシウムを豊富に含む栄養豊かな魚です。特に目のビタミンといわれるビタミンAの含有量は驚異的で100g中4700IUも含まれ、なんと一般の魚の50倍、牛肉の200倍もあります。蒲焼ひと串でクリアしますので、夏バテ予防に食べられてきたのも納得ですね。


 女性の美肌に欠かせないコラーゲンも皮ごと食べる鰻は摂取にもってこいです。また、うな丼はカロリーでも刺身定食より低く、ダイエット中

も嬉しいスタミナ食ですね。


 鰻を刺身で食べない理由は、イクシオトキシンという毒があるためです。これは熱に弱く、焼いて食べれば全く心配無用です。


 皆さん、鰻の頭の方と尻尾はどちらが美味しいと思いますか?

答えは尾に近いほうです。よく運動しているので、身が引き締まって美味しいといわれています。


 うな丼でいただくとき山椒がつきものですが、山椒は消化吸収を高めたり、不飽和脂肪酸が含まれ、血液をキレイにする作用がありますので、ぜひかけてお召し上がりくださいね。


 暑さでボーっとするこの頃ですが、鰻には記憶力を向上させるDHAやEPAも青魚同様に豊富ですので、夏バテ予防にぜひオススメです!!


 金曜日の鰻薬膳レシピをお楽しみに♪

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