オーストラリアの豪雨による水害で、日本の会社による石炭発掘現場が水没したニュースが流れました。
先週は映画『アース』や前アメリカ副大統領アル・ゴア氏の活動の様子を紹介した『不都合な真実』を観ました。
両作品とも地球温暖化が原因と言われる災害や、地球体系の激変による植物や動物たちの絶滅の危機が描かれており、大きな衝撃と感動を受けました。
このかけがえのない美しい星地球を、自分たちの子供や孫に今の環境のまま受け渡すことはもう不可能なのかと、暗澹たる思いに駆られました。
昨日22日は経済同友会の「経営道場」の勉強会で、富山市の森市長の講義でした。
少子高齢化の中で、店や居住が郊外へと広がり市街地が薄く広くなり続けている富山市を、車がないと買い物にも行けない現状を住みやすく変える取り組みのお話しでした。
富山市では、「明日のためのコンパクトなまちづくり」の取り組みの一つとして路面電車の『富山ライトレール』の整備を行い、予定よりも3ヶ月も早く開業半年で利用者が100万人を突破したそうです。車の各人の利用が減るわけですから、CO2の削減に繋がりますね。
車の排気ガスを減らし、自然エネルギーを取り入れることが環境改善に繋がることはわかっていますが、日常生活の中で今の便利さを捨てることが出来るのか…。その努力を今やらない限り、環境破壊を防ぐ手立てはないのですから。
インターネットで、イギリスの中学校では11~14歳の生徒を対象に、料理の授業を必須科目にするというニュースの記事が掲載されていました。
なんと、2011年までに料理教室を整備し、800人の料理教師を新たに養成し、料理の授業を実施する考えを示したとあります。
専門家によるとこの10年間に100万人の子供が太りすぎていると分析、料理を通じて食べ方を身につけることで肥満を防ぐ狙いだそうです。
ただ今日本は世界一の長寿国ですが、今の若い人の寿命ではないのですよ。
日本食は子供たちの好きな料理ベスト10には一つも入っておらず、洋食やラーメン、カレーといった高脂肪のものばかり。
家庭では加工食品が60%以上食卓に並び、お袋の味がレトルトの『袋の味』に成り果てている現状では長寿なんてとても望めません。
私は輪廻を信じており、いつの日かまた生まれ変われると思っていますが、40代50代で病に倒れ、この世にさよならすることのないように「今の」自分の命を慈しんでほしいと思います。
その秘訣は60兆の細胞を作っている「食べ物」の選食以外にないのです。
イギリスのような試みを日本もぜひ行ってほしいと願います。
小さな努力の一つとして今日は、大根一本を無駄にすることなく食べる”大根丸ごとクッキング”をご紹介しましょう。
『大根葉とさつまいもご飯』 『大根の皮の漬けもの』
葉っぱはゆでて『大根葉とさつまいもご飯』に、皮はよく洗って『大根の皮の漬けもの』に、大根の上部はすりおろして『アスパラガスと鶏ささ身のおろし和え』に、次は『大根とリュウガンの実の辛子明太子炒め』に、デザートは『大根ゼリーメープルシロップかけ』に、下部の部分は『牛肉と大根のスープ』か、うす揚げと共に味噌汁にどうぞ。
『アスパラガスと鶏ささ身のおろし和え』 『大根とリュウガンの実の辛子明太子炒め』
それぞれの問題は日常生活に繋がっており、その積み重ねで変えていけるのですから、まずは大根を丸ごと成仏させましょうね。
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