8月23日、NHK全国生放送日を迎えました。昨日の嵐のような雨で心配されたお天気でしたが、晴れ女イタクラのジンクスが勝って快晴!爽やかな風は、まさに料理日和となりました。
テーマは「夏バテ解消薬膳」で、料理4品の「岩がきと夏野菜の高麗人参だれ」「冬虫夏草と揚げヒレ肉のオクラソース」「クコの実のあえご飯」「くず餅の山査子きな粉かけ」を作って、朝7時半に富山大学に向けて出発。8時半に到着すると、もうすでに40人ものスタッフの方々が収録準備に入っておられました。
9時半からゲストのプロレスラー藤波辰爾さんと1回目のリハーサルを行い、薬草園を回って段取りや立つ位置などの確認をしました。もちろん藤波さんとは初対面ですが、目がウサギさんのように優しく、明るくおおらかな方で生中継が楽しみになりました。
10時半からの2回目のリハーサルは、生放送と同じように時間を計りながら進められ、最終チェックが行われました。高麗人参や五味子をより分かりやすく見せる手の位置などについてアドバイスを受けました。
本番までの1時間余り。それからが料理の盛りつけや衣装替えなど、てんてこ舞いの中で時間があっという間に過ぎ去り、本番を迎えました。
本番は石井哲也アナウンサーや藤波さんに助けられ、スムーズに何事もなく終えることができました、と言いたいところですが…。実は、富山ならではの旬の岩がきを使ったため、スタッフの方が気を遣ってギリギリまで冷蔵庫にキープ。撮影場所に間一髪で運ばれるというアクシデントもあり、冷や冷やものでした。
「岩がきと夏野菜の高麗人参だれ」で岩がきが大きいため藤波さんが食べやすいように切ってあったのですが、豪快に丸ごとパクリ。それが実においしそうでうれしかったです。
「冬虫夏草と揚げヒレ肉のオクラソース」も好評で、収録後に藤波さんは冬虫夏草のお代わりをされたほどでした。
テレビでも最後に申し上げましたが、薬膳は栄養価に優れた生薬をトッピングして食べるので、夏バテなど体のバランスの崩れを早く整えることができるのが一番の魅力。薬膳を「元気定食」として食事に取り入れていただければと思います。
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NHK「ふるさとここ一番!」収録風景
藤波さんに薬膳を紹介
収録に40人ものスタッフ



